ミステリ・フロンティア<br> コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く

個数:1
紙書籍版価格
¥2,090
  • 電子書籍
  • Reader

ミステリ・フロンティア
コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く

  • 著者名:笛吹太郎【著】
  • 価格 ¥1,999(本体¥1,818)
  • 東京創元社(2025/07発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488020293

ファイル: /

内容説明

父のデビュー作の初版本はどこに? スナックのママさんの予知能力は本物なのか? 夜な夜なリコーダーでゲーム音楽を吹き鳴らす怪人の正体は? 無意識に食べたクッキーにはどのキャラクターが描かれていた? そして、またしても居酒屋が消えた!? ミステリ談義の集まりにひとりゲストをお呼びして、毎回カフェでゆるゆると行う推理合戦。それなりにみんながんばるのだけど、謎を解き明かすのはいつも店長の茶畑さんなのだった──しかし今回は例外あり? 期待の新鋭が贈るミステリ・シリーズ、新キャラクターも登場。お待たせしました第二集です。/【目次】コージーボーイズ、あるいは笛吹き男の怪/コージーボーイズ、あるいは猫形クッキーの謎/コージーボーイズ、あるいは四度ドアを開く/コージーボーイズ、あるいは屋上庭園の密室/コージーボーイズ、あるいはふたたび消えた居酒屋の謎/コージーボーイズ、あるいは予言された最悪の一日/コージーボーイズ、あるいはヤンキー・パズル/あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほたる

12
どれもミステリを読むことの楽しさに満ちている。猫形クッキーの謎が割とお気に入り。ただ可愛いなと思っていたところからのひと捻りが好き。表題作は暗号を解くための鍵の生み出し方が良かった。いくらでも読めてしまう安定感抜群のシリーズ。2025/08/03

harukawani

4
「あるいは予言された最悪の一日」の最悪な出来事の”共通点”の気付きからスマートな謎解きがされるのいい。「あるいはふたたび消えた居酒屋の謎」の前作に引き続いて居酒屋を消すチャレンジングで遊び心たっぷりなところが素敵。「あるいは猫形クッキーの謎」は真相も猫形クッキーもかわいい!ひとつひとつの短編のミステリの種は小粒。咲く花も小さくこじんまりしてる、けど、鮮やかでかわいらしい。新しいキャラも登場してますます楽しくなってきた。このペースで書き続けて、まずは本家と同じ66篇を目指してほしい。2025/08/08

雨衣

1
様々に趣向が凝らされた謎が七つ収められていた本書。前作の謎解きではどれも敵わずやられた感が強かったが、本作においては「笛吹き男の怪」と「ふたたび消えた居酒屋」と「屋上庭園の密室」は序盤に抱いた発想が的中していて、余裕の笑みを浮かべながら次に読み進められた。表題作である「四度ドアを開く」は謎の組まれ方が好みで一番面白かった。それとは別で一番お気にいりなのは話の可愛さが抜群な「猫型クッキーの謎」。この二つには綺麗に負かされました。最後二編はなるほどとは思いつつ、個人的に共感が薄く距離を感じたので特筆はしない。2025/08/17

つむ

1
ホラーテイストからピュアなミステリもあり、今回も面白かった。楽しみを長く味わいたくて、1日1編ずつちまちま読んだ。次も早く読みたい2025/08/15

タマ

0
アイザック・アシモフの黒後家蜘蛛の会を下敷きにしたライトミステリ。カフェのスイーツが毎回おいしそうだし、会話は楽しいし、気楽に読める。2025/08/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22704893
  • ご注意事項

最近チェックした商品