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内容説明
陸上生物のすべては、大地をおおう土の恵みによって生きています。その土は、1cmできるのに100~1000年かかるといわれ、地球の土は生物の上陸から5億年かけてつくられました。しかし、その土が侵食や砂漠化、塩害、汚染などによって、急速に消失・劣化しています。土とはどういうもので、どのようにしてつくられるのでしょうか。地球の土を守るにはどうすればいいのでしょうか。土のなぞと危機にある現状をわかりやすく紹介します。 〈目次より〉第1章 土って何だろう?……土は何でできている?/土の構造/土のでき方/地球の土の歴史は5億年/土の種類/コラム:土を食べる 第2章 土と私たちのくらし……土の役割(食物連鎖の要/大気や水の循環経路)/人類を支える肥沃な土/日本人の生活と土のかかわり/コラム:ポテトの値上げと土の関係 第3章 地球の土を守ろう!……地球の土が消える?(土壌侵食/砂漠化と塩害/土壌汚染)/地球の土を守るには/土を生かす新しい農業のかたち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
46
これまで、田圃や畑だけでなく、それ以外でも日常的に触れることが多い土。何となく、いい土と、そうでもない土というのは頭にあったが、改めて、こうやって読んでみると、いかに知らないかということがわかった。確かに、土って何?とか、何でできているのと聞かれても、黙ってしまう。また、それ以上に驚いたのが、土の地表における薄さ。本当に貴重な存在だ。2022/10/15
アナクマ
31
良いです。図解も多く論旨も明快。私にとっては十分な質と量。◉2章_土とくらし。炭素を含む物質が有機物。食物連鎖のなかで無機物になったり合成されたりするが、土壌が無ければ成り立たない(というかそれが土壌そのもの)。炭素貯留量は大気の2倍。厚さは平均1メートル(大きいかも?)「人類(100億人)を支えるための肥沃な土壌が求められています」よい土とは→通気性、排水性、保水性、いろいろな生物がいること。「とくに、ミミズの存在は重要です」◉ほか、黒ボクとリン酸と蕎麦。不耕起栽培、土を守るためには、など。2024/08/02
やま
6
子供向けの土の本です。藤井 一至さんの土の本はわかりやすくて面白い。土は身近過ぎて、あまり気にしていないですが、我々にはなくてはならない存在ですね。2024/08/27
Yasuko
1
著者の「土と生命の46億年史」を読む前の予習として読んだ。地球が誕生しておよそ46億年、地球の土の歴史は5億年。生物のいない陸地に土はなく、生物が陸上に進出しだしてから土の歴史が始まる、のは知らなかった。私たちは5億年もかけてゆっくり作られた土を、森林を削って流したり、汚染したりして短い間に取り戻しのつかないものにしている。自分もこれまで生ゴミを庭にコンポストしカチカチの土がふかふかになったのを経験して実感としてわかることもあったが、土に触れることが大切だと思う。知らないことを多く学び土の大切さを感じた。2025/01/31
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