ビジネス教養としてのミュージカル

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ビジネス教養としてのミュージカル

  • ISBN:9784800593467

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内容説明

《内容紹介》
観劇4,000回以上の著者が教える
読めばミュージカルが見たくなる、新しいミュージカルの入門書

本書は、最近ミュージカルに興味をもった方、ミュージカルファンでもっと深く知りたい方どちらにもお薦めのミュージカル入門書です。
本書には、新しいミュージカルファンが知っておきたい基礎知識と「ショウ・ビジネス」としてのミュージカルおよびその製作の裏側にもスポットを当て、以下を解説しています。

・トニー賞から紐解くブロードウェイミュージカルの歴史
・気分にあわせたお薦めミュージカル
・日本のミュージカル・ミュージカル俳優の歴史
・ミュージカルビジネスの仕組み
・劇団四季ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』について
・ミュージカル界に新しい風を吹き込んだ2.5次元ミュージカルの強み
・2025年トニー賞ミュージカル作品賞にもノミネートされた韓国ミュージカルについて
・日本ミュージカル業界の課題と未来とは   など

作品としては、黎明期の『ショウ・ボート』から、2025年4月開幕の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』までを取り上げており、本書1冊でミュージカルの「これまで」と「これから」がわかります。

また、実際にミュージカルを創る側である、俳優・演出家の吉原光夫さん、東宝株式会社演劇部チーフプロデューサー小嶋麻倫子さんのインタビューも収録。
「ミュージカルがどのようにつくられているか?」
「ミュージカルに関わる人たちは、どのような気持ちでミュージカルをつくっているか?」
 など、ミュージカル製作への情熱を知れば、次観るミュージカルが100倍楽しくなること間違いなしです。

【ビジネス教養シリーズ】
ビジネス教養シリーズは、ビジネスパーソンが知っておくと得する・話のネタになるものを、テーマごとに取り上げるシリーズ。 実用に特化した本と違い、ビジネスへの即効性はないものの、長いスパンで見ると、ビジネスに役立つかもしれない知識を、テーマごとに紹介していくものである。


《目次》
はじめに―開幕ベル

第1幕 ミュージカルのキホン
・ミュージカルとは何か?
・ミュージカルのつくりかた
Column 舞台が先? 映画が先? 変化するミュージカル事情

第2幕 ミュージカルの楽しみ方
・ブロードウェイミュージカル
・こんな気分の時はこのミュージカルがお薦め!
 -家族で一緒に楽しみたい
 -友だちと一緒に盛り上がりたい
 -デートで観るならこのミュージカル
 -とにかく笑いたい!
 -人が生きる意味について考えたい
 -パワーをもらって元気になりたい!
 -推しを見つけて応援したい
 -実話を基にした骨太な作品と出会いたい
・さっそくミュージカルを観に行こう!

第3幕 独自の進化を遂げた日本のミュージカル
・日本でのミュージカルの歴史とその進化
・日本でのミュージカル公演主催企業と劇団
・ミュージカルの舞台で活躍する俳優たち

第4幕 ミュージカルビジネス
・ミュージカルの市場規模とその動向
・ミュージカルビジネス
・ミュージカルファンを増やす戦略
Column 劇団四季のエポックメイキング『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
・日本発のミュージカルは輸出できるか?
Interview 俳優・演出家 吉原光夫さんインタビュー 
Interview 東宝株式会社 演劇部 チーフプロデューサー 小嶋麻倫子さんインタビュー

あとがき―カーテンコール

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

実月

2
ミュージカルの大まかな分類から日本におけるその立ち位置、歴史、そして今後の課題について。2.5次元からその沼にハマり俳優さん繋がりでブロードウェイミュージカルも見るようになったのが最近なので、ちょうどいいレベル感で読むことができた。SPY×FAMILY、キングダム、ジョジョなどもまさに原作から惹かれて全部観劇しているので書かれている戦略通りの観客です。いつか観たい作品も増えた!2025/08/03

なるはなもこ

2
劇団四季の進化がすごい。行く度に感動している。 他の舞台のことも知りたくなり、手に取らせていただいた。 内容がわかっていても、例え俳優の方が一緒でも、生の舞台はその日ごとの感動がある。これから一つでも多くの作品に触れたい!2025/06/22

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/812b6517-0703-492b-834c-5ea023fc9f03 2025/07/20

まやま

1
著者の上村さんのXでのポストを普段興味深く見ているので、初の著書ということで手に取った。「歴代のトニー賞受賞作品から時代の流れを振り返る」や、「こんな気分のときは、このミュージカルがお薦め」の切り口でのミュージカル作品の紹介がわかりやすく整理されていて、自分が未見の作品への興味もかき立てられた。また、ビジネスとしてのミュージカル界の動向や戦略についても、自分が観客として漠然と感じていることなどもクリアに説明されており、インタビューも読み応えあるものだった。2025/06/19

みずのり

0
作者のXをフォローしており、興味を持って読了。コロナ禍以降の流れも踏まえたミュージカル界隈を俯瞰する書籍としてとても良かった。人気漫画や小説を原作としたミュージカルが増えることは時代の流れからもわかるが、新しい作品に出逢いたい身としては「知ってる」作品ばかりになるのは寂しいところ。シアターゴアのひとりとして、脚本完全新作も含めて業界全体が今後盛り上がると嬉しい。2025/08/08

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