内容説明
思春期青年期臨床とはなんだろうか。関係諸機関との連携の実際、面接での詳細な逐語記録から、一筋縄ではいかない治療の現実(リアル)が見えてくる。
目次
本書について
第I部 精神療法
よい臨床家とはどのような臨床家か――生成AIに刺激を受けて
工夫ということ
精神療法をどう学ぶか――A先生への手紙
臨床医の立ち居ふるまいについて(The moment we feel something evil)
「心理療法における関係性」について
治療者の思いや感情状態と患者への提案
特集「支持療法再考」を読んで
●ミニエッセイ(1):電子カルテの導入
第II部 児童思春期臨床・青年期臨床
子どもと遊び――ルールがうまれる瞬間
思春期臨床――教育・福祉とどう連携するか
こころを操るな、脳に責任を負わせるな――教育の立場から
●ミニエッセイ(2):運だけの精神科医
思春期患者と薬物処方――「患者に臨む姿勢のあらわれ」という側面から
思春期例の精神療法
●ミニエッセイ(3)本の紹介:立花隆著『武満徹・音楽創造への旅』
第III部 教育・学校と臨床
大人の都合・大人の安心――児童精神科からみた学校の風景
いじめは予防できるのか?
精神医学的診断と学校――校内で起きる問題
●ミニエッセイ(4):その後の電子カルテ
第IV部 ひきこもり青年と訪問
ひきこもりと小さな思想
ひきこもりと訪問と
ひきこもりと家庭内暴力
孤立と暴力・反社会的行動
おわりに



