虚構の六四天安門事件 - 中国共産党の不都合な真実に迫る

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虚構の六四天安門事件 - 中国共産党の不都合な真実に迫る

  • 著者名:加藤青延
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • PHP研究所(2025/06発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569859422

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内容説明

黒い歴史のすべては、ここから始まった――。1989年6月4日に発生した天安門事件。当時、世界中がこぞって報じたこの事件は、学生運動とそれを封じる軍部という世紀の「民主化運動」として取りざたされてきた。現在、厳しい言論統制下にある中国。その発端と言えるのが、この天安門事件である。今なお、中国国内では30年以上も前の天安門事件に関する発信はタブーとされ、ウェブ上で検索することができないばかりか、一般市民においては発言することさえ許されない状況にある。なぜ、中国共産党は、天安門事件のような騒動を二度と起こすまいと躍起になるのか。その答えは、事件後に検証された数々の不自然な事象から明らかになりつつある。事件当時NHK特派員として現地入りしていた加藤青延氏は、天安門事件の発生時から現場の第一線で取材し、日本にその状況をつぶさに伝えた数少ないジャーナリストの一人だ。加藤氏によると、長年英雄視されてきた「戦車男(タンクマン)」は、実は軍による自作自演であった可能性が極めて高いという。天安門事件とは、人民による反旗だったのか、軍による偽旗だったのか――。長年にわたる緻密な取材で明らかになった真相を、事件当時の現場を取材した著者が実証。天安門事件の真相を知れば、中国という国の根源が見えてくる。 〈目次〉●真相1 中国政府が偽り続ける死者数 ●真相2 誇張されて伝えられた胡耀邦の死 ●真相3 趙紫陽だまし討ちで出された「動乱社説」 ●真相4 指導部内の対立激化とデモ再燃 ●真相5 「動乱」の火を再燃させた趙紫陽演説 ●真相6 火に油を注いだゴルバチョフ訪中 ●真相7 号泣した趙総書記 最後の姿 ●真相8 「北京飯店」前で起きた衝突の一部始終 ●真相9 天安門広場からの撤退交渉 ●真相10 戦車男は「英雄」ではない ●真相11 「軍側被害」の多くも自作自演か 『目撃 天安門事件』を加筆修正し、改題、再編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Francis

8
1989年中国の首都北京で起こった「六四天安門事件」。あの時何が起こったのかを当時NHK特派員として現場を取材していた著者が独自の考察を交えつつ記す。中国共産党総書記の趙紫陽が涙を流しながら天安門広場の学生たちの前に現れた理由、劉暁波さんたちの説得で学生たちは天安門広場から撤退したために犠牲者を少なくできた事、世界中に映像が配信され、戦車を止めたとして話題になった「戦車男」の真相、などが明らかになる。中国共産党は今も六四天安門事件のような民衆の動きを恐れ、何があったのかを中国国民に明らかにしようとしない。2025/06/26

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/8de84cde-aedb-465d-8ff7-9b410a8c7154 2025/06/28

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