内容説明
セクハラと長時間労働に苦しむ若林茜音が残業帰りに出会ったのは、不愛想ながらも思いやりに満ちた美形の店主がフクロウと営む「夜喫茶」。訪れるのは、熟年離婚の瀬戸際に立つ夫、離婚した両親との関係に葛藤する女子中学生、婚約者にフラれた青年ら、悩みを抱えて眠れぬ人ばかり――。荒んだ客の心に寄り添いつつ、姿を消した恋人を待ち続ける一途な店主と、彼に救われた客たちが紡ぐ、優しさに溢れた恋物語。文庫書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
89
これまでに3作品読んでるいぬじゅんさんですが、本作も期待通りのいぬじゅんさんワールド全開です。本作の舞台は夜にだけ営業するちょっと不思議な喫茶店。そこには夜、眠れなくなった人や眠りの浅い人が次々と訪れてきます。連作構成で、それぞれ眠りが浅くなった何かしらの理由があり、少しでも睡眠が改善するようにと喫茶店の店主が飲み物や食べ物でもてなします。最初から3編の話はひきこまれて読めたのですが、ラストの店主の謎とき話はなぜかあまりひきこまれず。せっかく流れがいい感じだったのに、なんか勿体なかったかもしれませんね。2025/08/07
TOMTOM
7
初めての作家さん。夜にしか開いていない喫茶店を舞台にした短編連作。マスター自身が眠れない状態になったので、そういった人たちの力になりたいと安眠を促すような飲み物や食べ物をマスターセレクションでお出しする。マスター自身は無愛想で辛口だけど的を射ていて、喫茶店を訪れる人たちの悩み事を楽にしてくれる。けどマスター自身の悩み事は抱えたままで、それが最終話で怒涛の展開になる。なんだろ、やっぱり心根の温かい人たちばかりの物語ってやっぱり好きだなあ。2025/06/14
美月
5
ストレスによって眠れない人がたどり着く、夜喫茶「蓬」 栄養の知識が増えそうな小説で、とってもみんなが温かく向かえてくれる展開なので、とっても読んでて心地よくなりました。わたしが行ったらどんな飲み物出してもらえるかな。2025/10/29
ゆり
5
図書館本。初読み作家さん。不眠の人のための夜喫茶店なんてあったら通いたいほど魅力的なお店でした。不眠症といってもみんな病的なわけではなく、ホットミルクで改善されるレベルのもの。全体的に恋愛色強めなのと、最後の結末が平成のケータイ小説のような感じで、ちょっと私には若すぎるストーリーでした2025/10/09
Hanna
5
眠れぬ人のための喫茶店、逢。営業時間は夜間。プラスチックの木にフクロウがいる。悩みは人それぞれ。だからって、安らかに眠りに落ちれるのだろうか。。。なんて思ってもみたり。2025/10/01
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