内容説明
普通の幸せって、何?
小説現代長編新人賞『檸檬先生』で鮮烈デビュー!
Z世代の新鋭が描く、切なさと温かさに満ちた青春&家族小説!
東京で大学生活を謳歌していた茂果は、友人の由紀からあるアニメを布教される。
柔らかな表情、手描き感のあるタッチ、自然な体重表現、甘い雰囲気の色使い、繊細な塗り。紹介された絵師のイラストは、弟の穂垂が描いたものだった。
Twitterの裏アカウントでBL作品を創作し、普段から異性との恋愛話をしない穂垂に対して、茂果は同性愛者なのではないかと考え、やがて過干渉してしまう。境界の曖昧さ、線引きの難しさを、姉弟の視点から見つめ直す。
小説現代長編新人賞受賞後第一作
目次
一 明日はアースカラーのネイルをする
二 こっちの水
三 フィクションでありファンタジー
四 17×2=34
五 ほうほう
六 幸福の光
七 ゴーヤは緑から黄色になってやがて甘くなる
八 あなたの光でちょいとこい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
35
読み始めてすぐに『あれ?この話、知ってるぞ…』となる。文庫化でタイトルが変わると起こる現象だ。大まかなストーリーは思い出せていたが、初読の3年前と同じ様に楽しめた。祖母の家に暮らす大学生で弟をこよなく愛する姉と、高校生の弟の物語。主人公の姉の人間関係(彼氏や友人、弟の周囲の人達など)や、考え方、弟を愛するあまりの飛躍した思考など読みどころが多く、若い割に柔軟性の欠けた思いに苦笑しつつも、私も同様に弟を愛し過ぎる姉という立場から気持ちは分かる。けどねぇ…と思いながら読んだ。何が『幸せ』なのか考えさせられる。2025/03/13
Toratora
1
⭐️⭐️⭐️2025/06/20




