小学館文庫<br> 香港警察東京分室

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小学館文庫
香港警察東京分室

  • 著者名:月村了衛【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 小学館(2025/06発売)
  • 夏休みスタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/20)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094074666

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内容説明

アクション&頭脳戦の警察群像エンタメ!

 香港国家安全維持法成立以降、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。国際犯罪に対応すべく日本と中国の警察が協力する――インターポールを仲介役として締結された「継続的捜査協力に関する覚書」のもと警視庁に新設されたのが「特殊共助係」である。だが警察内部では各署の厄介者を集め香港側の接待役をさせる窓際的部署と噂され、「香港警察東京分室」と揶揄されていた。メンバーは日本側の水越真希枝警視ら5名、香港側のグレアム・ウォン警司ら5名である。
 初の共助事案は香港でデモを扇動、多数の死者を出した上、助手を殺害し日本に逃亡したキャサリン・ユー元教授を捜索し確保すること。彼女の足跡を追い密輸業者のアジトに潜入すると、そこへ香港系の犯罪グループ・黒指安が襲撃してきた。対立組織との抗争に巻き込まれつつもユー元教授の捜索を進める分室メンバー。やがて新たな謎が湧き上がる。なぜ穏健派のユー教授はデモを起こしたのか、彼女の周囲で目撃された謎の男とは。疑問は分室設立に隠された真実を手繰り寄せる。そこには思いもよらぬ国家の謀略があった――。
 リアルな社会情勢を背景に、警察官の矜持と信念を描きだす。第169回直木賞ノミネート作。

※この作品は過去に単行本として配信されていた『香港警察東京分室』 の文庫版となります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

chiseiok

36
今や幅広いジャンルを手掛ける作者の、本丸とも言える活劇系作品なのかなと期待して手に取る。蹴り出しはやや眠たい感じ、キャラの輪郭が薄いかなぁと感じられものの、荒事が始まれば流石の月村テイスト、びゅんびゅん読ませてはくれる。…んだけれども、なんだかそこはかとなく薄くて軽いんだよなぁ。日本、中国本土、香港の関係性を背景としたこの舞台設定なら、作者の力量を持ってすれば、もっと重厚で緻密な作品に仕上がってても良さそうな気がするのだが…。軽く楽しめはしたけれど満足度はイマイチ。え?直木賞候補だったの?無いわ〜(笑)。2025/08/22

タルシル📖ヨムノスキー

19
日本と中国(香港)の間で起こる凶悪犯罪に対して両国はこれを共同で捜査する部署を立ち上げる。ここに配属された香港側5人、日本側5人の警官たちがどれも曲者揃い。ある事件を巡っての派手なアクションと銃撃戦は月村さんの真骨頂。1997年にイギリスから中国に変換された香港は、それ以降50年間、高度な自治と資本主義の維持を謳った〝一国二制度〟が継続されることになっているが…。平和的だったはずのデモが体制側の策略で暴動に変わっていくのが実に怖い。他人事ではない、日本はこれからもずっと〝自由〟な国でいられるのだろうか。2026/06/21

がんも

13
警視庁組対部国対課特殊共助係という日本・香港の警察官が国際犯罪に対するために作った架空の部署が舞台、香港・日本から5名づつ優秀だが訳ありの警官が集められた、中国との微妙な関係の香港、最初はみんな腹の探り合い、そのうちだんだんそれぞれのバックボーンがあかされ、その中で香港でデモを先導した大学教授キャサリン・ユーが国内にいるとの情報が、中国政府・日本での派閥争い・公安入り混じっての派手な銃撃戦、最初は香港日本バラバラだった分室メンバーもだんだん協力タッグを組キャサリン・ユー教授を追う、面白かった続きあるかな?2026/05/12

百太

13
自由もなくなってしまったのね。今・・・・。2025/09/03

いわて

4
月村了衛にはまり、手にとりました。日本と香港の警察が手を取り、犯罪の捜査をする話。登場人物が多いのと組織図があたまに入ってこず十分に楽しめなかったかなー。香港と中国の関係を理解してたらもっと楽しめたかしら。アクションシーンが多め。警察小説、ってジャンルがあるんですね。知らなかった!2025/11/19

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