文春文庫<br> 幽霊物件案内

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文春文庫
幽霊物件案内

  • 著者名:小池壮彦【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 文藝春秋(2025/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167923808

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内容説明

名著復活! 日常生活のすぐ隣に潜む恐怖

あなたが普段なにげなく利用している家、マンション、旅館、学校、会社、喫茶店、飲み屋、レストラン、カラオケボックス、病院などに恐怖の〈幽霊物件〉はありませんか?
怪奇探偵が蒐集したいわくつきの幽霊物件をご紹介。
日常生活の隣に潜むもう一つの世界にご案内します。

【特典1】テレビでも話題沸騰! 「夏川ミサエの話」全話収録
【特典2】入手困難『東京近郊怪奇スポット』から最怖10話

解説=三津田信三

◆ ◆ ◆

単行本 2000年6月 同朋舎刊『幽霊物件案内 怪奇探偵のマル秘情報ファイル』
文庫 2025年6月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。文庫化にあたり、新たに以下の作品を収録しています。
夏川ミサエの話……『心霊ウワサの現場』1997年7月 長崎出版刊
その後の夏川ミサエの話……書き下ろし
「東京近郊怪奇スポット」十選……『東京近郊怪奇スポット』1996年7月 長崎出版刊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

49
解説で三津田信三が語る実話怪談の客観性とはなんだろう?筆者は「怪談蒐集家」でも「怪談の語り部」でもなく、ずばり「怪談研究家」らしいが、何れにしても蒐集する前に語り手の主観まみれになってしまっているのは致し方ないだろう?そこに語り手の気負いやサービス精神が介在していることは紛れも無い事実だから、それでも客観的足りうるのだろうか?さて、異質な話が紛れ込んでいる⋯無料券を使わせてくれない『宿泊代無料』、注文もさせない無言の『お話しができない』、珈琲以外は出ない『「むずかしい話はなし」』何れも怪異は毛ほどもない。2025/07/09

あきら

29
著者の実際の体験や見聞きした内容を載せた話。 実際に経験したら怖いだろうなあ、と思いながら読みました。 怖さというより、至る所にある話。興味を惹かせるために誇張されて話された内容もあるだろう。過去の偉人の伝記も似たような経路を辿るわけですし。 自分の住んでる地域も記載があって、そこは興味深かった。2025/08/13

備忘録

21
建物に纏わる話で編まれた実話怪談集 原本がホラージャパネスク叢書で古い作品のため話も一昔前の話になるが 怖い話が多く読み応えある 著者が全て幽霊の仕業というスタンスではないのもあり、宗教の勧誘だろうなどと手厳しく切り捨てる話などもあったりする 復刊してくれて、再び読むことができたのはなにより2025/06/06

あられ

11
おもしろかった。いわゆる怪談本。こういう本が読みたかったので満足。以前に出てからの後日談もあり、お得感あり。けど、絶対に泊まりたくない!! ←臆病者です、いわゆる霊感的なものはないが。いままでそういうご縁がなかったので、読めるわけで。今後ともご縁は持ちたくない。2025/06/23

澤水月

9
三津田さん担当編集者だったのか!25年に小池さん後書き、本当に嬉しい!淡々と信じ過ぎず話者や現象に対するハードボイルドな姿勢(あ、話逸らした!とかの地の文も)が痺れる超名作、大好きだった。連続して起き拡散する「夏川ミサエ」も後日談ありで感涙(絶対、後続作に影響与えてると思う)、これぞ本家と文春文庫で示せるの尊い。雀荘、飲み屋、サ店(馬場の白ゆり!)、新島で…など採話状況に近過去の青春が見えるのも良い(ネット黎明期くらいの口伝記録が後世残りにくいと昨今実感する)。実は母校の大先輩でもあり健勝祈ります2025/07/24

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