内容説明
【シリーズ72万部! 処刑されたはずの殺人鬼が再び日本を震撼させる……!?
イヤミスの女王・真梨幸子が放つ、究極のピカレスクシリーズ最新作!】
【絶賛の声!】
フジコ一作目である『殺人鬼フジコの衝動』の発売時、
このジャンルに免疫のなかった私は
「これがイヤミスか!エグい・・・!」とダメージを受けつつも、
その構成の見事さに最後まで読むのをやめられなかったものだ。
十数年振りに向き合う事になったこの「フジコ」も、
やっぱりゲラを捲る手が止まらなかった。
そのくらい圧倒的に魅力的なのだ、真梨幸子の生み出す「フジコ」の世界は。
ページの最後の最後まで。
(ブックファースト新宿店 書店員)
【あらすじ】
ほら、これを見てみて。
フジコの十ヶ条が書かれた、メモ。
あの人からもらったの。
藤子から。そう、
殺人鬼フジコから。
少なくとも十五人を惨殺した伝説の殺人鬼、フジコ。
彼女の「十ヶ条」通りにすれば、誰もが成功し、幸せになれるという。
その教えに従った連続殺人が起きているのではないか。
ネットでの噂を耳にした出版社勤務の米井富士子は、
かつて、殺人鬼フジコの事件を追っていた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
193
真梨 幸子は、新作をコンスタントに読んでいる作家ですが、フジコシリーズは、初読です。著者のピカレスク、イヤミスの境地、シリーズは続きそうな気配。機会を見つけてシリーズ1&2作目も読みたいと思います。 https://www.tokuma.jp/book/b663163.html2025/07/08
いつでも母さん
142
フジコ・・作品そのものを細部に渡り思い出せないが殺人鬼・悪女としてインプットされている。その後色んな悪女が出てきたものだから頭が混乱する。真梨さんの悪女はフジコ!いつの間にか真梨さんに引っ張られて、何かおかしいと思いつつ・・(これが真梨さんだよね)読まされちゃった感じ。だが、衝撃度はそれほどでもない(当方比)フジコ再読しなきゃダメかなぁ・・汗2025/06/16
ノンケ女医長
77
難しいというか、なんというか。確かに、あの作品はすさまじいインパクトだったけど、それから時間を経て同じような熱量で読めたかと言うと、私の場合は実に微妙だった。結局、またあの作品を読んでから、この作品の理解を深めねばと思うので、「殺人鬼フジコの衝動」を再読せずにはおれない心持ちを読者に抱かせる、真梨幸子先生の筆力に完敗。2025/07/22
まちゃ
75
伝説の殺人鬼・フジコを信奉する者や彼女に執着する者。フジコの呪縛に絡め取られた人物たちが織りなす真梨さんらしいイヤミス。イッキ読みでした。面白かった。2025/07/15
hirokun
68
★2 殺人鬼フジコのシリーズ第三弾との事だが、前二作を読んだか記憶不明瞭。私の感想としては、登場人物を追っかけるだけに終始し、あまり内容に引っ張られる事はなかった。最後のエピローグを読むと、なるほどねといった感じ。新刊を中心に読んでいる作家さんではあるが、今回の作品は相性が良くなかった。2025/06/28
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