竹書房怪談文庫<br> 姫路怪談

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竹書房怪談文庫
姫路怪談

  • 著者名:播磨龍次【著】
  • 価格 ¥803(本体¥730)
  • 竹書房(2025/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801944879

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内容説明

歴史の息吹宿る姫路の怖い話
怪談作家が姫路市各所の不思議な怪異譚を徹底紹介!


世界遺産である姫路城を有し、歴史の面影を色濃く残す兵庫県姫路市。ここには実は多くの怪談が潜んでいる…。

・憑く女、呪いの石…など城で頻発した怪奇現象「夜の姫路城内」「城内の石」
・役所前に佇む、常人には見えぬ哀しきゆうれいの姿「市役所にて」
・海岸を歩いていると追いかけてくる上半身だけのおぞましい女「網干海浜公園」
・姫路市最恐心霊スポットで出くわした女と子供の怪「相坂トンネル」
・1000体の兵馬俑に混じって佇む人ならぬ黒袈裟坊主「太陽公園」
・飾磨の小学校で仲良くなった少女、その正体はいったい…「海猫」
・廃墟状態の商店街で見かけた白装束に身を包んだ奇妙な集団「飾磨名店街」
・東郷町で遭遇した車にすがりつく灰色の腕「髭面の男」
・駅前町で宿泊中に深夜、枕元に現れた恐ろしい者とは…「Tホテル」
・怪談・播州皿屋敷と所縁のある神社で見た怪異「お菊神社の近くで」
・祠に手を合わせていると追いすがる奇妙な女「梅ヶ枝遊廓跡地」

――など新旧の怪談奇談を、現地在住の作家が取材し精緻にまとめたご当地怪談集

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

55
実話怪談集。姫路というとどうしても姫路城や書写山のイメージが強く自分が実際に行ったのも姫路城だけなのだが、よく考えると北に山を控え南に海を臨む広い市なのであるな。本書はそんな姫路を舞台にした怪談が収録されている。当然ながら姫路城怪談もあるのだが、海浜公園や商店街、ホテル跡地といった観光客が立ち寄らないどこの市にもありそうな所が舞台となっている話も多く、まさに地元密着型怪談となっている。面白いのは一見テンプレ気味だけど怪異の異色さ故に逆に印象に残る「バーベキューの後で」とか、お菊神社を舞台にした話かなあ。2025/06/28

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