内容説明
「鉄道に乗れば、その国やその地域がわかる」といわれる。本書は、世界50か国についての鉄道調査記録を中心として、現地の人々との交流、珍しい自然や風景、現地の料理や文化、観光の見どころなどを紹介している。
「鉄道に乗れば、その国やその地域がわかる」といわれます。鉄道は、自動車や飛行機と違って、その土地の自然や社会・文化と密接に結びついているからです。
イギリスで世界初の鉄道が1825年に開業してから今年はちょうど200年目にあたります。現在、世界の約140の国や地域に鉄道があり、私は、海外鉄道コンサルティングの仕事や鉄道旅行などで約100の国や地域を訪れました。
この『世界あちこち探訪記』は、2003年から2024年にかけての約20年間、(一般社団法人)日本地下鉄協会の機関誌『SUBWAY』に連載した100回分を取りまとめたものです。本書では、50か国の鉄道について紹介しています。珍しい国の鉄道として、アジアでは北朝鮮とカンボジア・ラオス、オセアニアのフィジー、中東のオマーン、カフカス地方のアゼルバイジャンとジョージア、ヨーロッパのアルバニア、アフリカのジブチやコンゴ民主共和国・ナミビアなども取り上げています。
記事の内容は、鉄道調査記録と鉄道情報を中心としつつも、現地の人々との交流、珍しい自然や風景、現地の料理や文化、観光の見どころなどについても紹介しています。
【著者】
秋山芳弘
1953年岡山県生まれ。1976年東京大学工学部卒業後、日本国有鉄道に入る。(社)海外鉄道技術協力協会を経て、日本コンサルタンツ(株)に所属。世界100か国を訪問し、30か国以上で鉄道プロジェクトに従事するとともに、海外の鉄道情報を幅広く紹介している。
著書に『世界鉄道探検記(全3冊)』(成山堂書店)、『世界の鉄道調査録』(成山堂書店)、編著に『世界の鉄道』(ダイヤモンド社)、『完全版 世界の地下鉄』(ぎょうせい)、『図解入門 最新 鉄道の技術と仕組み』(秀和システム)がある。
目次
第1章 アジア&オセアニア
第2章 ヨーロッパ
第3章 ロシア&周辺国
第4章 アフリカ
第5章 南北アメリカ
第6章 トピックス
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