かや書房<br> 日本の食料安全保障とはなにか?

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かや書房
日本の食料安全保障とはなにか?

  • 著者名:深田萌絵【著】/鈴木宣弘【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • かや書房(2025/05発売)
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  • ISBN:9784910364797

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内容説明

令和のコメ不足で分かったのは、日本の食糧自給がいかに貧弱か、ということだ。仮に戦争が起こり、海外からの輸入が途絶えた場合、国民が飢えることは間違がない。
さらに、コオロギ食、ゲノム編集トマト、ゲノム編集真鯛など、日本人の食卓には危ない食品が山積みだ。</?b>
その裏には、アメリカの日本を支配しようとする食料政策がある。
食べ物を守ることは、日本の国土を守ることであり、日本人の健康を守ることだ。
「世界で最初に飢えるのは日本」</?b>と警笛を鳴らし続ける東大教授・鈴木宣弘</?b>とYouTube番組「政経プラットフォーム」プロデューサーの深田萌絵</?b>が日本と日本人のための真の国防について語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読特

43
カロリーベースで38%、穀物にすると28%、種にいたっては9%しか自国で賄えていない。農家は減り、農地も狭くなり続けている。米の備蓄は1.5ヶ月。平和が乱れれば、戦う前に飢えてしまう。令和の米騒動は起こるべくして起きた。輸入に頼ればよいわけではない。緩和される食物安全性の規制基準。海外で禁止された食品は日本だけが売り先になる。流通問題への矮小化を許してはいけない。農協悪玉論に安易に与してはいけない。その金をハゲタカが狙っている。すぐにそこに来てる食の危機。”お任せ民主主義”のツケを払わされるのは次の世代。2025/07/16

5
真実とは事実の積み重ねであり、作者の深田さん、鈴木先生の真実に基づいた会話形式で、日本の農業の現実がよく分かった。 また、日本政府がいかに国民を騙してきたのか、目を背けたくなるようなことだが、これも真実だと分かった。 見せかけの民主主義も壊されかけている。 夏の選挙が、その見せかけの民主主義の最後になるのは間違いないが、それが、本当の民主主義の始まりになるよう、微力ではあるが力を尽くそうと思う。 自分の為だけでなく、これから日本で活躍する若い人たちの為に。2025/06/06

oko1977

3
・農業を犠牲にして自動車で儲けたのが日本の産業構造。 ・海外では国境で農業を営む農家が国境を守る防人の役目にもなっている。 ・農家に価格決定力はなく、単に小売が売れる値段からの逆算で決められている。 ・遺伝子組換えでない表記ができなくなった。対抗手段として、「GMOにNO!」で見分ける。 ・日本にある田んぼをフル活用すれば1300万トンまで生産量は高められる。 ・お米は1万トンごとに保管料が1億円かかるから流通で隠蔽されているというのは考えにくい。2025/06/01

せきも

1
対談形式で国の農業政策の問題点を食料安全保障の観点から説明されていました。農協の機能と役割、問題点についても理解することが出来ました。食料自給率を上げるグランドデザインが必要ですね。2025/06/14

いちごチョコレート

1
日常のすみずみに中国の食品が製品が入り込んできている 本来は自給すべきはずの食品をまかなえない国民が、この先細る人口をどうやって維持していくのだろうかと空を眺めてしまった。 著者の背景がお嬢様ということで気になり、中身をよくみたがまともなことをインタビュー形式で問答していた。2025/06/14

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