内容説明
ある権利を求める動きがナショナリズムや排他主義に結びつくのはどうしてなのか
イスラエルで20世紀末から興隆した性的少数の権利と動物の権利という2つの権利に関わる政治がいかにしてイスラエルのナショナリズムや排外主義に結びついてきたのかを精緻に分析する。政治から紐解く、中東研究の新たなる視点。
●第14回東京大学南原繁記念出版賞受賞作
【主要目次】
序章
第Ⅰ部 性の政治
第1章 「中東で最もゲイ フレンドリーな街」――テル・アヴィヴの新自由主義
第2章 再配備されるゲイの権利とホモナショナリズム
第3章 シオニズムにおけるクィア性の系譜
第Ⅱ部 動物の政治
第4章 「ヴィーガン・フレンドリーなテル・アヴィヴ」の成立――ヴィーガンニズムの商業化と新自由主義
第5章 ヴィーガン・ナショナリズム――対テロ戦争時代のイスラエルの動物の権利運動
第6章 シオニズムにおける動物性と動物の形象
終章
あとがき
参考文献
巻末資料
索引
凡例
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