クリスティー文庫<br> 白昼の悪魔〔新訳版〕

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クリスティー文庫
白昼の悪魔〔新訳版〕

  • ISBN:9784151310201

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内容説明

作家や書評家から絶賛される名作が49年ぶりに新訳
白昼堂々、事件は起きた。人気のリゾート地スマグラーズ島で、元女優のアリーナが何者かに殺されたのだ。傍若無人な彼女は羨望と反感を一身に集めていた。宿泊客のなかに犯人がいることは間違いない。しかし、全員に完璧なアリバイが。混迷極まるなか、宿泊客の中から名探偵ポアロが歩み出た 解説:酒井貞道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

けぴ

46
久しぶりにクリスティーを読む。孤島に準じたリゾートアイランドで起こる殺人事件。滞在者全員がそれなりに怪しいなか、犯人は? ポアロも滞在者の一人。緻密な謎解きは読みごたえありました。新訳のおかげか日本語もこなれていて詠みやすい!2026/03/04

とも

39
新訳が出たので再読。リゾートを舞台に、女優や実業家など特色ある登場人物が並ぶ。 前訳で気になった古臭い言葉が一掃され、新鮮な気持ちで読了。言葉がみずみずしく躍動感たっぷり。ガードナー夫妻のやり取りなどはまるでコント。やっぱりこの話は面白い。そして二回目なのに、見事に騙された。 翻訳ものは新訳によって新たな命が吹き込まれる。こういう試みはどんどんやってほしい。値段が高いことは目をつむります。2025/06/30

ソフトミー

31
あああああ!!!!!!面白いいいいい!!!!!!いつも理路整然とした感想を書こうと努力していますが、本作は我慢できず叫ばせてもらいました。ミステリー最高!!ミステリー大好き!!と思わせてくれる作品。アガサ・クリスティーのストーリーテリングが怪物級に凄いのもあるけれど、翻訳も素晴らしい!!個人的に一番好きなポアロ作品『ナイルに死す』に近い、リッチな方々の集まった旅先で起こる、男女の愛憎入り混じった殺人事件というのがグッとくる。容疑者たちの人物造形も緻密で、ガードナー夫妻など文書のなかに息づかいを感じます。2026/05/03

たかだい

25
休暇で訪れた避暑地で起きた殺人事件に名探偵ポアロが挑むシリーズ作品 正直マイナーな作品だが、解説にあるようにアガサ・クリスティが最も油が乗ったとされる時期に書かれた作品だけあって中々によく出来ている トリックの秀逸さもさる事ながら、人間が持つ二面性の描き方が上手いと思う2026/07/01

みゆき・K

22
これでアガサ・クリスティ 41作品目読了。人気の海岸リゾートで元女優が殺害された。犯人はホテルの宿泊者と思われるが、全員にアリバイがあり、しかも全員が怪しい。「われわれが何よりも重視しているのは、動機です。動機と機会です(P 167)」動機にばかり気を取られて〝機会〟には全然目が向かなかった。伏線の多さでは著者作品の中でも群を抜くが、波が引くように見事に回収された。ほんのりロマンチックなラストもクリスティらしくて良かった。「先入観に囚われるな」という教訓も得て大満足。「ナイルに死す」の次に好きな作品。2026/07/05

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