グッスリホテルへようこそ

著者名：あさくらまや

学研（2025/05発売）

• ISBN：9784052061356

内容説明

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寝る前のはみがきやトイレに
うんざりしている子どもたちのためのユーモア絵本
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ある日とらねこのトントが、旅先で「グッスリホテル」に泊まりました。誰でもぐっすり眠れるというこのホテル、じつは寝る前にしないといけないことがたくさんあるのです。トントはおふろの間やパジャマの間などに次々と案内され、なかなか部屋にたどり着きません。もう～、早くベッドに入ってぐっすり眠りたいよう！

アニメーターや児童書の挿画家としても活躍する、あさくらまやさんの絵本です。寝る前にしなくてはいけないこと（トイレとか歯磨きとか）が面倒でやだ～と思う気持ちが、ユーモラスに描かれています。毎晩親に「トイレにいっときなさい」「歯磨きしたの？」と言われてうんざりしている子どもたちなら、きっと共感できると思います。あさくらさんご自身も「寝るための支度」の日頃の葛藤を思い、この作品を思いついたそう。「お風呂に入らなくて後悔することはあっても、入って後悔することはないのにね・・・・・・（笑）」

＊＊＊ 『グッスリホテルへようこそ』の見どころ ＊＊＊

■せっかくホテルに着いたのに、寝る前にお風呂に入れとか、パジャマを着なさいとか、いろいろ注文が多くて、トントがだんだんヘトヘトになっていく様子がおもしろいです。
■グッスリホテルには「おふろの間」「パジャマの間」のほか、どんな部屋が待ち受けているでしょう？ トントは部屋にたどり着けるのでしょうか。きつねの支配人が案内するホテルならではの、最後のどんでん返しもお楽しみに！
■「おふろの間」では「ぞうのシャワータイム」があったり、「パジャマの間」では「くもの仕立て屋さん」がパジャマを作ってくれたりと、動物の世界ならではの描写がユニーク。ホテルの内装にもいろいろヒントが描かれているので、お見逃しなく。

＊＊＊ 対象年齢 ＊＊＊

読んであげるなら 3歳から
自分で読むなら 小学低学年から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

タイトルと表紙絵に魅かれて読みました。就寝前のしつけ教育絵本です。私は、毎日熟睡出来ているので、グッスリホテルは必要ありません（笑）😻＆🦊 https://hon.gakken.jp/book/1020613500

2025/05/24

[喪中の雨巫女。]

《図書館-新着》本当にぐっすり眠れてよかった。私も、泊まってみたいなあ。大変そうだけど。

2025/08/08

[遠い日]

こんなにぐっすり眠れるホテルがあるなら、ぜひお世話になりたい。眠っているはずなのにどうもだるさ、疲れが取れないわたし。怖い夢ばかり見るし、安眠快眠はひとつの憧れ。眠る前の就眠儀式のいろいろをちゃんとお客さんにやらせるホテル。端折りたいと言おうものなら、支配人が怖い提案をしてくるきっちりさ。疲れて早く寝たかったトトンにも効果はばっちりだったようです。

2025/06/28

[たくさん]

見知らぬ土地で急にホテルに入るときの疲れた感じというのは思い出すとしんどい。早めに目星をつけて電話して確保することをお勧めするよ。ぐっすりホテルはとてもサービスがいいなと思います。また泊まりたいホテルっている色あるものね私ですら。ただ、怖いのは嫌だなあ。ボロボロの部屋も夜中もし目が覚めたら怖すぎだろ。

2025/06/27

[かはほり]

疑い深い私は、『注文の多い料理店』じゃないけど狐が化かすのだろうと読んでいると、最後でやはり！と思ったらまさかのどんでん返し！　低学年までの読み聞かせでやったら面白そう。

2025/07/13