凌ぎの手筋200

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凌ぎの手筋200

  • 著者名:金子タカシ
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 浅川書房(2025/05発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784861370397

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内容説明

『寄せの手筋200』『美濃崩し200』に続く終盤の手筋集、ついに登場!

ぎりぎりの終盤戦で競り負け、あとで「こうすれば勝ち」という手が見つかってますます悔しい思いをした、なんて経験はありませんか。将棋の終盤はスリリングで、特に受けをまちがってしまうと、一手で勝ちから負けに転落します。あのとき合駒をまちがえなければ……。簡単にあきらめていなければ……。そんな後悔をしないためには、しのぎの練習が不可欠です。

本書では「どう対応すれば詰まないか、必死から逃れられるか」を問題形式で考えていきます。基本的な受けの手筋から、目を見はるような高度なテクニックまでが示されているので、初心者の方は答えを見るだけでも実戦ですぐに役立つはず。どんな筋が急所なのか、よい受けと不完全な受け、なぜ受かっているのか。ぎりぎりの攻防が理解できるようになると、見えてくる景色がまるで違ってきます。

腕に自信のある方はぜひ実戦のつもりで取り組んでください。しのぎきるためには、相手からの攻め筋をいくつも考える必要があるので、寄せの訓練にもつながります。そして絶体絶命と思える局面を考えることで、簡単にはあきらめない精神力を養えます。

なお、本書は、1990年に出版された『凌ぎの手筋186』を大幅に加筆・修正したものです。

■目次
プロローグ
第1章 詰みを逃れる合駒テクニック
第2章 攻撃を考えた合駒テクニック
第3章 必死を逃れるしのぎテクニック
第4章 攻撃を考えたしのぎテクニック

■著者からひとこと
しのぎの基本は、自玉の詰み筋、寄り筋をしっかりと見極めることです。この訓練を通じて、寄せの力や読みの力が向上し、終盤の総合力アップが期待できます。また絶体絶命と思える局面を考えていくことで、あきらめない精神力が養われます。本書を読み終えたとき、あなたの将棋は一段としぶとさを増しているでしょう。――金子タカシ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

27
11周。合駒問題を桂合いから読んでしまう自分がいるが、意外と歩合いで間に合っちゃって肩すかしを食らう自分もいる。2022/09/14

24
12周。寄せの手筋〜に比べて読むのに根気がいる。と思ってたら前回から1年あいてしまった。2023/09/19

17
なんと10周。この本に出てくるような局面を実戦で制したときの脳内麻薬半端ないんだろうな。味わってみたいな。2022/06/01

hk

14
『助からないと思っても、助かっている』 これは晩年の大山十五世名人が好んだ揮毫だ。大山名人は極上の受け将棋で一時代を築いた不世出の棋士。だが他のプロ棋士が大山将棋を真似しようとしても、なかなか自家薬籠中の物にはできなかった。いわんやアマチュアにとっては雲の上のまさに名人芸である。本書にはそんな「一見して助からないと思える局面」を首の皮一枚で「しのぐ」技術がてんこ盛りだ。相手が勝ったと確信した瞬間に、絶妙なる「凌ぎ」で優劣を入れ替える。これこそ将棋の醍醐味真骨頂。本書を読み込めば終盤の深淵に近づけるはずだ。2017/10/31

12
9周目。今回は手応えあり。調子も上向いてきた2022/01/24

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