詩想社新書<br> 絶対「謝らない人」

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詩想社新書
絶対「謝らない人」

  • 著者名:榎本博明【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 詩想社(2025/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784908170362

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内容説明

いま、急増している「絶対謝らない人」たち・・・
「謝ったら死ぬ病」を読み解く。

ネットで炎上を繰り返す懲りないインフルエンサー、
過ちを指摘されても決して非を認めない政治家、
責められても屁理屈をこねて「言い負かす」ことに執着する著名人、
自分の失態だけはなぜかスルーする職場の同僚、
謝罪すべきなのに常に上から目線でイラっとさせる知人、
ミスを指摘するとむきになって反論してくる部下・・・
なぜいま、「謝ることのできない日本人」が増えてきたのか

自分に明らかに非があり、
どう見ても謝罪すべき状況に立たされても、
絶対謝ろうとしない人たちをよく目にするようになった。
非を認めるどころか、
逆に相手を攻撃したり、屁理屈をこねたり、
取り合わなかったりすることで、
明確な謝罪だけはしないように立ち回ろうとする。
なぜある種の人たちは、そこまで謝罪を忌避し、
自己正当化にこだわるのか。
「絶対謝らない人」の
いびつな心理を読み解く。

「謝らない人」は
「タフ」なのか、ただの「バカ」か?

第1章 何があっても「謝らない人」が増えてきた
・ミスを指摘されると謝るどころかキレる人
・平気で見え透いた言い訳をする人
・自分ではなく、いつもまわりのせいにする人
など

第2章 「謝らない人」の、いびつな心理に迫る
・「謝罪は敗北」と考える人の偏った心理
・「謝らない人」は、じつは自信がない人
・メタ認知が機能しないため被害者意識さえ抱く
など

第3章 そもそも「謝罪」とは何か
・「謝罪」に必要な7つの要素
・容易に謝る「日本人の謝罪」の肯定的な側面
・「自己中心の文化」と「間柄の文化」の謝罪の違い
など

第4章 ほんとうの謝罪ができない人の胡散臭さ
・じつは全然謝っていない謝罪会見の定番セリフ
・戦略としての「謝罪」をする無反省な人々
・謝れば許さられるという甘えが生む「偽物の謝罪」
など

第5章 ウソ、屁理屈、論破自慢、「謝らない日本人」はなぜ増えた?
・謝罪した人をさらに攻撃する風潮の広まり
・「マウントを取られたくない」という心理傾向の人の急増
・ネット上に攻撃的な人物がよくみられる理由
など

第6章 「謝らない人」とどうつき合うか
・硝子のプライドを必死に隠している人の攻撃性
・親切心が「いちゃもん」と曲解されるリスク
・相手の心理メカニズムがわかればイライラもなくなる
など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よこたん

33
“「すみません」と謝罪の言葉を口にすれば、物事もスムーズに進むし、人間関係もうまくいくのに、頑なに非を認めず、自分を正当化しようとする。そういう人が目立つようになったため、ネット上では「謝ったら死ぬ病」などといった言葉さえ生まれている。” 謝罪会見なのに、実は謝っていない。だから、受け手はもやもやする。最近こんなのが多すぎる。なぜ謝らないのか。謝りたくない(非を認めたくない)とは別に、謝らなければならない理由がそもそもわからない人がいるとは。謝らない人の事例が沢山で気が重いのに、対処法が、身も蓋もないよ。2025/12/28

本詠み人

28
絶対に謝らない人がいる...私のツレや上司だ。こんなことで言い訳ばかり...なんて小さいヤツだと内心その反応にイラついてしまう。この本を読めばそんな人の心理が分かり心穏やかにいられるかと期待したが、世の中にはこんなにも絶対謝らない人がいるのかと逆に眠れなくなった。ネット社会で他人の落ち度を検索して叩くことが容易になったことも謝らない人が増えた一因とし、他にもメタ認知能力・共感能力の欠如や読解力不足、劣等コンプレックス等があるそうだ。良かれと思って指摘すれば逆ギレの恐れがあるため、関わらないことが大切らしい2025/11/16

活字スキー

23
書店の新刊コーナーであまりにも「それな」すぎるタイトルが目について思わずお持ち帰りしてしまったのでサクッと読んでおく。おそらく、本書を読もうとするほとんどの人が実際に「謝らない人」にうんざりさせられた経験者だと思うけど、200ページ足らずの大半が「謝らない人あるある」の紹介に費やされているので、ぶっちゃけ最後の「謝らない人とどうつき合うか」だけ読めば十分⋯⋯どころか、そのつき合い方も「バカとは関わるな」なので笑うしかない。2025/10/15

うにだ

18
端的に書くと、時間もお金も無駄にした。謝らない人達の事例は沢山書いてあったけれど、知りたいのはそこではない。もう何段階か踏み込んだ深い内容を知りたかったし、具体的にどうすればいいのかを知りたかっただけに消化不良。論点や意見も疑問に思うところが多々ある。論理的なようでいて主観も多々織り交ぜられていた印象。謝らない人への対処方法は「相手へ期待しない、関わらない」その一点だけが述べられていた。謝らない人達の事例を知りたい人には本書はいいのかもしれない。2025/11/03

ゆりお

12
謝らない人のサンプルが山のように出てきてイライラしてしまった。結局、この手の輩は関わらない、期待するなと言う…わかってるってー🥲直属部下とか上司とか関わらないわけにいかない場合はどうすれば?を期待して手に取る方が多いと思うけど、多分全く役に立たない。2025/09/28

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