内容説明
著書未収録作品をまとめた、全47編!
書いて書いてかきまくる「どんでん返しの帝王」の珠玉の宝石箱!
毎月新刊を出し、複数の雑誌連載を抱える「執筆マシーン」の著者に、本にまとまっていない作品がまだこんなにあったとは! 古書の一人称によって語られるユニークな短編からツイストの効いたショートショートまで、綺羅星のごとき小説たちにエッセイや自作解説も併録。作家デビュー15周年を飾る、多彩な中山七里ワールドを一冊に凝縮した傑作コンプリートブックを読み逃すことなかれ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
86
「短いお話ほぼ全部」は大げさではありません。ホントにたくさん、たくさん詰め込んでます。これまで書いてきたショート・ショート、中編作品、ミステリはもちろん、SFあり、その他、最後にお約束のどんでん返しは期待を裏切らない。加えて、エッセイ集、ごひいき本の解説集でもりだくさん。大いに満足、脳みそも満腹状態でございます。やっぱ面白いわ、七里さん。でも、長編はもっと面白いけど。2025/07/06
星群
72
多作で追いつくのが大変で嬉しい悲鳴をあげてしまう中山さん。どんでん返しの名手だとは思ってたけど、帝王だったのか!短編はどんでん返しを楽しみながら満喫しました。興味深かったのは、エッセイですね。話が出来上がる裏側を観れて、中山さん追いかけなきゃ!エンジンが加速しました。解説も然りで、読みたい本が膨れ上がってく!1日30時間位欲しいですな。2025/07/19
yutaka
63
中山七里先生の多彩さを改めて認識できる一冊。どれも面白かったが、特に好みだったのは、「平和と希望と」「残されたセンリツ」「ポセイドンの罪」ですかね。2025/07/12
Kanonlicht
52
作家デビュー15周年を記念し、これまでの短編・掌編、エッセイなどをまとめた1冊。もともと多作な作家という印象だったけど、長編以外もこんなに書いていたとは。短い話はそれなりに読み口はライトながら、ミステリ作家らしくどれもひねりが効いていて面白い。ただもちろん、そこそこの長さがあるもののほうが読みごたえがあった。お気に入りは「ZQN再生」「二百十日の嵐」「残されたセンリツ」。2025/06/19
チャッピー
32
これまで本になっていない短いお話がたくさん。読んでも読んでも終わらない。どこから読んでも中山七里。エッセイが面白かった。2025/08/08
-
- 洋書電子書籍
- Challenging Consump…
-
- DVD
- ギャラクシー★クエスト