パジャマあるよと言われても

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

パジャマあるよと言われても

  • 著者名:大久保佳代子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • マガジンハウス(2025/05発売)
  • 紅葉きらめく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~11/24)
  • ポイント 375pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838733262

ファイル: /

内容説明

現実と妄想のハザマで右往左往。
42歳-54歳――
“カヨコの12年”が詰まったエッセイ集!


本書は大久保佳代子さんが『POPEYE』と
『Tarzan』で足掛け12年以上にわたって
連載してきた120本以上のエッセイを
まとめた一冊です。
「ガテン系男子にカヨコを差し入れ」という
濃い目の妄想から、
「老後を見据えてVIO脱毛」という
アラフィフの現実まで、
縦横無尽な“カヨコワールド”が展開されています!


【「はじめに」より】
「パジャマあるよ」と言われた時、
10歳の時と28歳の時の反応が違うように、
人って変化していく生き物なんだと思います。

この本は、42歳から54歳までの
12年間を書き綴ったエッセイ集です。
シャレオツシティボーイの
愛読誌である『POPEYE』と、
マッスルヘルシーピープルの
愛読誌である『Tarzan』で、
月に一度のペースで
連載していたものをまとめました。

エッセイの合間には、当時を振り返りつつ、
「今の佳代子」をテーマに
書き下ろした文章を入れています。

この12年間は、イチ女性としても
イチ芸能人としても、まさに変動の期間。
その時に起きた出来事や関心事を、
皆さんに楽しんでもらえるように、
その時の最大のサービス精神で
お届けしてきたつもりです。

正直、内容的には非常にしょうもないです。
お下品でお下劣で、性悪な人間性もかいま見えて。
我ながら、自分って嫌な人間だなと思います。
でも「大久保さんって最低だな(笑)」とか
「こんな人にはなりたくないわ!(笑)」など、
ポップにエンタに蔑んでもらえたら嬉しい限り。
時に私も、人を蔑んで
楽しんでいますから良いんですよ。

この本の定位置は、本棚なんて高望みはしません。
トイレの中で充分です。
いや、便器の脇こそべスポジです。
トイレという密室で脱力しながら読んでほしいです。
頭から順番通り読む必要もありません。

何気なく開いたページの1本のエッセイが、
ふんばりを後押して
快便につながることを期待します。
もしかしたら人生のふんばり時にも、
役に立ったり立たなかったりするかもです。

佳代子の12年間の集大成、
お好きなところからご自由に。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よこたん

36
“そういえばここ最近は、毎日のように足がつるし、一昨日は食道がキュッと締め付けられるような痛みがあり焦った。ラスクは歯ぐきに刺さって痛くて食べられないし、冷蔵庫にはマヨネーズが3本もあるし……。” 大久保さんって、ミステリアスだ。どこまでが本音か、ネタなのか妄想なのか、虚実がよくわからない。相方の光浦さんのエッセイ(心の叫び多し)とは好対照な印象。POPEYEとTarzanの連載を主にまとめたものだから、ターゲットに向けての書き方もあるのかな。気がつけば下ネタへと誘われるけど、味わい深い文章がかなり好み。2025/10/25

青木 蓮友

15
同い年、大久保佳代子さん。同時に歳を重ねていくにつれますますもって共感だし親近感だし、愛着が増すというか心から応援しています。相方の光浦靖子さんが日常ぶち破り海外留学してしまって以降、より一層注目していたところのこのエッセイ。目次の加齢表示が自分事として迫ってきます、五十肩や高齢の両親とかね。わざわざパンチのある言葉を選んでくるのでちょいちょい辛くなりつつも、リズムがあって読みやすい。いとうあさこさんとのエピソードがいちいち素敵で。でもなんか大久保さんて阿川佐和子さんみたいにいつか結婚する感じ、ある。 2025/07/24

かなえ

13
芸人の大久保佳代子さんが月刊誌の連載で、42歳から54歳までの12年間を書き綴ったエッセイ集。大久保さんのラジオが好きで手に取った。下品な下ネタが多いが、文章構成が上手で知的なところが滲み出ていた。有名な芸人さん達のプライベートな一面も描いてあって面白い。中でも日村夫妻の話はラジオでよく聴いていたので、読めて嬉しかった。スクッと笑える大久保さんの赤裸々な日常を知れてますます好きになった。2025/10/13

ジャスミン

12
想定外にぶっとんでるエッセイだった!かなりキワキワなのに、にじみ出る知的さ。Tarzanの連載というのがまた絶妙!大久保さん、千葉大文学部卒だそうで、文才がある。相方の光浦さんのエッセイも素晴らしかったし、オアシズ最高だなぁ。たまに真面目な内容もあって、芸能人ましてや女性芸人て大変なんだなぁ…光浦さんのエッセイにもあったけど、SNS全盛の今、心無い言葉は相当な心労に違いない。それでも一線で頑張り続ける大久保さん、カッコいいです。これからTarzan読んだらチェックしなきゃ。2025/09/27

AKO

7
おもしろかった。大久保さん楽しく生きているな。そしてかしこいな。どこまで本当か作ったかというのはあるけど、素直に読んで楽しめばいいね。私もこれから向かっていく年齢。加齢に伴って色んなことがあるだろうけど、頑張っていこう!2025/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22652852
  • ご注意事項

最近チェックした商品