講談社ラノベ文庫<br> 悪食緋蒼は×××なのか? 【電子特典付き】

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講談社ラノベ文庫
悪食緋蒼は×××なのか? 【電子特典付き】

  • ISBN:9784065383186

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内容説明

人に擬態する異形・殺戮魔から人々を護る存在、《探偵》――駆け出しの探偵・冴木探流は、ある依頼を遂行中に殺戮魔と遭遇する。阿鼻叫喚の中、探流の前に現れる謎の美少女・悪食緋蒼。苦戦する探流たちを尻目に、緋蒼は事も無げに殺戮魔を斃して言い放つ。「ねえ探流くん、あなた――緋蒼の探偵さんになってくれないかしら?」その後は探偵候補生の来宇・聖華を仲間に加えて、母校・ホームズ高校の候補生を狙う連続殺人犯《心臓偏食家の殺戮魔》を追う探流だったが、事件は想定外の展開に……。混迷深まる事件究明の鍵は喪われた探流の能力《超探偵》。果たして驚くべき事件の真相とは? そして何より……悪食緋蒼は何者なのか? 気鋭の新星が描く超感覚ミステリ登場!!

※電子版には特典として、夜方宵先生書き下ろしSSが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

D

49
ライトノベルの王道を行く異能バトルとミステリーを組み合わせた意欲作でした!序盤はバトル要素やボーイミーツガール的な要素が強いなと……夜方宵先生のことだから、どこかでミステリーのギアが入るだろうとメタ読みをしながらハラハラしながら、後半の怒涛の展開でもう読む指が止まらない。一気にミステリー要素が強くなりカタルシスからの大興奮。特に海外ドラマ好きな人ならこの後半の展開は最高にハマると思います。2025/06/10

よっち

25
人に擬態する異形・殺戮魔から人々を護る《探偵》。駆け出しの探偵・冴木探流が依頼遂行中に殺戮魔と遭遇し、謎の美少女・悪食緋蒼と出会うファンタジーミステリ。苦戦する探流たちを尻目に、事も無げに殺戮魔を斃して自分の探偵になってほしいと告げる緋蒼。それに助手志願の来宇や共に行動する聖華たち探偵候補生も絡めながら探偵候補生たちの連続殺人事件に挑む中で、喪われたはずの探流《超探偵》が発動する展開で、伏線も上手く張り巡らしながら、二転三転してゆくストーリラインはしっかりしていましたし、謎めいた緋蒼とのこれからにも期待。2025/05/29

和尚

24
探偵の学校であるホームズ高校、殺戮魔と呼ばれる異形、アイデンティティという特殊能力の設定も面白く、推理小説の中にも幅があるなーと思わされる作品で、ゲームが原作と言われても納得するような小説でした。 個人的に能力にルビが沢山出てくる物語が少し苦手ではあるのですが最後まで読め、後半はどんどんギアを上げていき、推理に謎にと面白かったです。2025/06/03

サキイカスルメ

16
探偵という存在が、人を襲う化けもの殺戮魔を暴き倒す存在な世界。落ちこぼれ探偵冴木探流と、謎の美少女悪食緋蒼のミステリバトルファンタジー。異能バトル要素もかなり強かったですね。ミステリに関しては本文に出てきた情報だけで推理されていて、点と点が線に繋がる感覚があり面白かったです。ヒロインすごく強いんですけど、主人公がまず謎を解いて人に擬態している化けものを見つけないとどうしようもないのがハラハラさせる要素になって、緊張感と続きが気になる引きになっていてよかったです。電子特典は悪魔の所業かな(褒めてます)2025/06/02

真白優樹

13
人間に化ける殺戮魔に、特殊能力と武器と推理で立ち向かう探偵がいる世界で、駆けだし探偵の少年が謎の少女に出会い始まる物語。―――謎の中、食らう先に何を明かす? 探偵見習たちを襲う殺戮魔を追う中、真実が二転三転していく物語であり、解き明かす先に最大の謎が待っている、異能バトル×ミステリとして面白い物語である。果たして少女は何者なのか。失くした筈の能力、それが再び目覚めた意味とは。そして、まだまだ殺戮魔がひしめく世界で、少年をこれから待っているのはどんな事件なのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。 2025/06/10

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