東京ノスタルジック百景 - 失われつつある昭和の風景を探しに

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東京ノスタルジック百景 - 失われつつある昭和の風景を探しに

  • 著者名:フリート横田
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 世界文化社(雑誌/書籍)(2025/05発売)
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  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784418172009

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。

今、まだギリギリ訪れることができるノスタルジックな東京の風景をご紹介。
2020年を見据え再開発が進む東京。ノスタルジックな「昭和の風景」が続々と消えるなか、今もわずかに残る猥雑でエネルギッシュな風景・建物を目に焼き付けたいと思いませんか?本書ではそれらをただ切り取り解説するのではなく、戦後その地で生き、様々な思いを込めてきた人々の生々しい声も収録。東京中を歩き回り、時に叱られ時に激励されながら、郷愁の街に潜入した渾身のルポ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

56
近いうちに取り壊しされるのでしょうが、スバルビルの目が掲載されています。先日、この目が何ものかによって、壊されてしまいました。掲載されている写真を見ると、強い存在感を感じます。どうにか保存してもらいたいものです。数々の景色が、失われていきます。気がつくと無くなった景色もあり、現地でうら寂しい気持ちになることもあります。思い出があるんですが、仕方ないことなのでしょう。まだ、高層ビルなど建っていない駅前の写真があります。何もないことはこれだけ潔く、大きな希望とも感じます。2019/07/17

Natsuki

44
横丁、小路、地下街、高架下···近年再開発によって失われつつある街の景色を収録した一冊。人生五十年が百年と言われるようになった現代。建物も同じようにとはいかないようで。決して広くはない場所に小さなお店がひしめく景色は、どこか懐かしく温かみを感じる。再開発によってスッキリきれいにはなるものの、その味わい深さまで一掃されてしまう物悲しさ。それでもまた五十年が経ったら、同じくノスタルジックを感じるようになるのだろうか?2024/02/05

たんぽぽ

34
昭和の東京には今よりも熱気と湿気があったような気がする。豊かではなくても、きちんと生真面目に働いて家族で笑いあう人たちが生きていたんじゃないかな?…なんて考えることこそノスタルジーにすぎるかしら。ニュー新橋ビルに代表されるおじさまの聖地には馴染みが薄いけれど、スバルビルの新宿の目、スズナリ、渋谷公会堂等には青春の思い出がある。再開発できちんと整備されて美しく清潔になるのはいいことなんだろうけど、なんだか少し味気ないって思っちゃうことが、おばちゃんの感傷かな?2017/05/16

なる

26
まだ東京に残るノスタルジックな町並みがあるなら行ってみたい(というより居酒屋がたくさんあるので呑みに行ってみたい)、と思って手に取ってみたこの本、奥付けを見たら発行が2017年だと気づく。まだそれから10年も経っていないというのに、ここに採り上げられている場所はその多くがもう存在しない。再開発の波が渦巻いている昨今の東京において、こういった昭和っぽい雑多な町並みが失われてしまうこと。自分を含め外部は寂寞感を持ち、周辺に住む人からすれば喜ばしいことなのかもしれないので複雑。2025/05/19

スプリント

14
知っている景色もプロのカメラマンが撮ると違って見えるのが不思議です。失われていく風景に寂しさを感じますが、再開発され真新しい街が少しずつ歴史を刻んで聞く様を見届けるのも好きだったりします。2017/02/26

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