内容説明
「自然が狂えば人間も狂う」――この死の満ちあふれた崩壊時代を生き抜くために必要なのは「生を想え」という意識である。ベストセラー『メメント・モリ(死を想え)』の発表から40年余を経て、写真、文筆、絵画、書、音声とあらゆるメディアで表現し深化を続ける藤原新也が現在の世界を語る。過去から未来の縦軸、日本から世界の横軸を縦横無尽に駆け抜けて作り上げた、令和版『東京漂流』が誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sayan
26
「メメント・モリ」の対義語は「カルぺ・ディエム」。しかし著者はあえて「メメント・ヴィータ」と置く。行動を通じて生を愛おしく思えという愛惜を内包した古典的な教訓が、生の消費=2025年型カルペ・ディエムに対する痛切な警告だ。メメントは記憶し続けることで、ヴィータは効率化された生の消費を意味しない。著者はシャッター連打とは真逆の奇跡のような出会いの一瞬をそっと愛おしむ著者と被写体との深い生の交歓を記す。そこに、ボードリヤールの肉体的消耗を超えた理由なき疲労を生み出す社会、スマホの画面から得られない生があった。2025/10/22
taro035212
3
経験からくる言葉はやっぱり重い。そしてやさしい。2025/07/17
bach
2
自身のポッドキャストからの書き起こしだとは知らずに購入しました。400頁を超えるボリュームですが、郷里である門司港の凋落、メメント・モリ、オウム真理教、統一教会、よど号ハイジャックと気持ちが澱む話題で、鬱陶しい梅雨空の下、気分が滅入りました。。2025/06/10
Kuliyama
1
いろいろ考える内容でした。2026/01/02
takao
0
ふむ2026/01/12
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