ぼくは刑事です

個数:1
紙書籍版価格
¥1,980
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ぼくは刑事です

  • 著者名:小野寺史宜【著】/カワタアキナ【イラスト】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ポプラ社(2025/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591186015

ファイル: /

内容説明

松川律は三十一歳の刑事で、シングルマザーの竹本澄音とつきあっている。澄音の五歳の娘・海音との距離も縮まり結婚を真剣に考えたところで、澄音から自分の父親には前科があると告げられて――。ラーメン店を経営する姉一家との交流や同期刑事とのやりとりなどを小気味よく織り交ぜながら、若き刑事の二年の月日を描く。スカイツリーの見える東京・下町で繰り広げられる心温まる人生の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

280
小野寺 史宜は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。刑事が主人公なのにミステリでない小説を始めて読みました。本書は、リアル刑事家族小説の感動作でした。今年のBEST20候補、海音ちゃんが健気で可愛いです。 https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008502.html2025/07/10

ALATA

196
寄せては返す小さな波が永遠に続くような心穏やかな、そんな物語。いつも思うが小野寺さんの小説は読んでいて心地よいリズムがある。表題から主人公の松川くんは刑事とわかるがミステリーでも警察小説でもない。刑事といえども普通の生活もあるし家族もいる、そして恋もする。そんな東京下町の四季が彩りを添える心温まるお話でした★4※シングルマザーの澄音と海音。そして僕は自分の弱さを知っている…知っているからこそ強くもなれる。。そう、僕は刑事ですよ👮2025/09/08

いつでも母さん

181
これはもう間違いなくみんなが欲している小野寺さん!(褒めてます)安心して読めて、じんわり心に染みてくる。悪人は出て来ない。事件を追う物語ではなく、31歳の刑事・松川律の日々を、心模様を、丁寧に紡ぐ書き下ろしが嬉しい読書時間だった。そうか、こう持って行ったか・・のラストも、期待通りの小野寺さんだった。「ガンバレ、律!」2025/06/20

ひさか

166
2025年5月ポプラ社刊。書き下ろし。春、夏、秋、冬、また春、また夏、また秋、また冬、の8つの章で構成。刑事を職業にしている松川律の人生の2年間が語られ、生活のことや仕事のことがうまく書かれていて、話に惹き込まれる。ラスト付近で起こる海音ちゃんを巡る律の決断に驚愕。律の生き方、人とのかかわり方にあらためて感心と共感してしまいました。2025/07/13

おしゃべりメガネ

163
まさかまさか、あの小野寺さんが刑事モノ?ミステリー?と思いつつ手にとりましたが、やはり安定の小野寺さんワールドで、殺人事件とかには縁がなかったです。主人公「律」は31歳、独身の刑事でシングルマザーで高校の先輩だった「澄音」と付き合ってます。彼女の一人娘「海音」との距離感も良好で、やはり結婚を意識しています。いざ結婚をと決意して「澄音」に打ち明けると事態はまさかの展開に。他の小野寺さん作品に比べるとちょっとトーンは低めで、読後感がスッキリするかと言われるとビミョーです。でもやっぱり小野寺さん作品は好きです。2025/07/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22652400
  • ご注意事項

最近チェックした商品