内容説明
ドーム突端の串刺し死体の心臓が消失──2084年にサンフランシスコで起きた不可能な事件に、時の大統領が関与しているのか……!?アガサ・クリスティー賞受賞第1作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
23
そうか。という着地へ運んでくれたのは、すごいなと思った。近未来の設定であっても現代と地続きの感覚があった。直截なタイトルには、きちんと意味があり、とても納得した。2025/06/01
カイエ
5
SF×ミステリー=大好物。ディストピアのちょっと手前、文明崩壊もちょっと手前で、まだ今ならやり直せる瀬戸際な設定が良かった。もっと評価されるべき作品だと思うのですがあまり読まれてなさそうなのはどうしてだろう。価格設定か…?2025/09/29
ソラ
2
【読了】B 2025/07/21
watcho
0
70点2025/08/20
c3pomotohonzuki
0
その不思議な死体を、捜査AIは事故と判断した。 消えた心臓を巡る、陰謀の予感しかない事件の捜査。 AI、政治、矜持、尊厳。異なる動機と目的が絡み合った先の真相。 それは正義ではなくとも愛にあふれていた。2025/05/23