MPエンタテイメント<br> 怪異ー百モノ語ー 僕が君に語りたい百の怖い話

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MPエンタテイメント
怪異ー百モノ語ー 僕が君に語りたい百の怖い話

  • 著者名:椎葉伊作
  • 価格 ¥1,892(本体¥1,720)
  • マイナビ出版(2025/05発売)
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  • ISBN:9784839989019

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内容説明

”モウドウニモナラナインダッテ” ――気付けば巻き込まれている

「見切れ幽霊」「廃墟の仏壇」「トイレの○○さん」「捲れたポスター」「スズリバコ」などなど
語り手が収集した場所も、時間も、怖さも全く異なる百の怖い話。
そして断片的に語られる語り手が体験した出来事。

それが一つの像を結ぶとき、君が出会うものとは――。

第9回カクヨムWeb小説コンテスト <ホラー部門>特別賞を受賞した椎葉伊作による、口語口調の百の怪談ショートショート集! 


1話 見切れ幽霊
2話 瞬間の幽霊
3話 降りてくる死体
4話 無人のダム
5話 廃墟の仏壇
6話 家鳴り
7話 ガラケーの画面から
8話 ドアノブの異音
9話 白いシャツ
10話 発端
11話 藁と釘
12話 見られたくない
13話 忌み数
14話 錦鯉
15話 生霊の行方
16話 視線の気配
17話 手作りの石垣
18話 泥の足
19話 天井からする音
20話 親友の家
21話 踏切の供え物
22話 ビルの風
23話 窓の子供
24話 赤レンガの呪い
25話 カーナビ
26話 現在地
27話 骨壺
28話 換気扇の網目
29話 ボールプール
30話 すれ違い
31話 線香の様な臭い
32話 咳の音
33話 ソロキャンプ
34話 揺れる背中
35話 体育館の夢
36話 溝の女
37話 掴まれるトイレ
38話 焼却炉のおまじない
39話 染みの形
40話 親友の行方
41話 埋めた犬
42話 視線の先
43話 おしゃべりインコ
44話 コックリさんの正体
45話 恨みの念
46話 流れ着くもの
47話 台風の海
48話 花投げの儀
49話 水の跡
50話 親友の声
51話 埋まっているトンネル
52話 トンネルの人影
53話 体育倉庫の声
54話 幽霊の姿
55話 冷蔵庫の中身
56話 トイレの〇〇さん
57話 三番目の個室
58話 認識できない姿
59話 防空壕の奥
60話 再会
61話 山のジュース缶
62話 成れの果て
63話 赤い実
64話 やまびと
65話 枯れ井戸の山
66話 上司の卒アル
67話 イヤホンのノイズ
68話 チャンネル
69話 レーダー
70話 豹変
71話 真夜中の来客
72話 もう一人の彼氏
73話 影の正体
74話 恩師の顔
75話 ピザ
76話 歩道橋の女の子
77話 ラジカセの声
78話 捲れたポスタ
79話 二人死んだ部屋
80話 懺悔
81話 菊の間
82話 リビングの姿見
83話 廃墟の人形
84話 首の写真
85話 アカイさん
86話 大小の手形
87話 半年もたない部屋
88話 火葬場の絵
89話 小さな人間
90話 友情の果て
91話 ユリエ
92話 水底の祠
93話 井戸の災い
94話 魔窟のビル
95話 守護霊の仕業
96話 水と化して
97話 義母と柿の木
98話 鬼のミイラ
99話 スズリバコ
100話 百モノ語

椎葉伊作(しいばいさく)
『オウマガの蠱惑』にて第9回カクヨムWeb小説コンテスト <ホラー部門>特別賞を受賞し、同作でデビュー(KADOKAWA刊)。田舎を舞台にしたホラーやミステリを多く発表している。虫や水辺の生き物が好き。


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目次

1話 見切れ幽霊
2話 瞬間の幽霊
3話 降りてくる死体
4話 無人のダム
5話 廃墟の仏壇
6話 家鳴り
7話 ガラケーの画面から
8話 ドアノブの異音
9話 白いシャツ
10話 発端
11話 藁と釘
12話 見られたくない
13話 忌み数
14話 錦鯉
15話 生霊の行方
16話 視線の気配
17話 手作りの石垣
18話 泥の足
19話 天井からする音
20話 親友の家
21話 踏切の供え物
22話 ビルの風
23話 窓の子供
24話 赤レンガの呪い
25話 カーナビ
26話 現在地
27話 骨壺
28話 換気扇の網目
29話 ボールプール
30話 すれ違い
31話 線香の様な臭い
32話 咳の音
33話 ソロキャンプ
34話 揺れる背中
35話 体育館の夢
36話 溝の女
37話 掴まれるトイレ
38話 焼却炉のおまじない
39話 染みの形
40話 親友の行方
41話 埋めた犬
42話 視線の先
43話 おしゃべりインコ
44話 コックリさんの正体
45話 恨みの念
46話 流れ着くもの
47話 台風の海
48話 花投げの儀
49話 水の跡
50話 親友の声
51話 埋まっているトンネル
52話 トンネルの人影
53話 体育倉庫の声
54話 幽霊の姿
55話 冷蔵庫の中身
56話 トイレの〇〇さん
57話 三番目の個室
58話 認識できない姿
59話 防空壕の奥
60話 再会
61話 山のジュース缶
62話 成れの果て
63話 赤い実
64話 やまびと
65話 枯れ井戸の山
66話 上司の卒アル
67話 イヤホンのノイズ
68話 チャンネル
69話 レーダー
70話 豹変
71話 真夜中の来客
72話 もう一人の彼氏
73話 影の正体
74話 恩師の顔
75話 ピザ
76話 歩道橋の女の子
77話 ラジカセの声
78話 捲れたポスタ
79話 二人死んだ部屋
80話 懺悔
81話 菊の間
82話 リビングの姿見
83話 廃墟の人形
84話 首の写真
85話 アカイさん
86話 大小の手形
87話 半年もたない部屋
88話 火葬場の絵
89話 小さな人間
90話 友情の果て
91話 ユリエ
92話 水底の祠
93話 井戸の災い
94話 魔窟のビル
95話 守護霊の仕業
96話 水と化して
97話 義母と柿の木
98話 鬼のミイラ
99話 スズリバコ
100話 百モノ語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちゃん

40
百物語に参加したことはないけれど、読み始めてすぐ、あたかも百物語の会に参加している気分になる。一話は短いけれど、いかにも目の前で誰かが話しているような語り口と、合間合間にこちらの様子を伺うように話しかけてくるので臨場感もたっぷり。ラスト十話はグッと怖さが増してくるが、大トリの百話目で最大の恐怖が。そういえばタイトルは百物語ではなく百モノ語。あぁ、そういうことだったのか。最後まで聞いた私もきっと…。モウ、ドウニモナラナインダッテ…。2025/05/02

三編 柚菜

5
令和版の百物語といえるだろう。ホラーで用いられるガジェットを、心霊系やヒトコワ系などと絡めて百話ぶん構成している。どの話も数ページで読みやすいのだが、九十話以降は密度も怖さも増し、百話で全てが頂点に達するのだ。十話ごとに語り手の過去が明かされたり、“聞き手”との会話もあったり、『ただ百物語を読むだけ』では終わらない味わいがある。なぜ、百モノ語は開かれているのか?その真相にゾクッとさせられる、ホラーが好きであればあるほどのめり込むことのできる一冊だ👅2025/04/09

りこ

4
「僕」が「君」に語っている体で進む百物語。十話に一話「僕」自身の話が混ざり、縦軸として進行していく。続きが気になっていそいそとページをめくった。怪談に伝承、都市伝説に噂話。ひと口に怖い話と言ってもバラエティ豊かで、舞台もアパートなどの建造物から海や山といった自然まで幅広くて飽きさせない。ホラーが苦手で普段はまったく手に取らない私でも、伝聞調で出来事との距離が遠いためか、怖がりすぎず楽しめた。最後のオチはさすがにかなり怖かった。小説としても巧みだ。七十六話の「歩道橋の女の子」のような和む怪談が好き。 #PR2025/05/17

真夏日和

3
#PR 実話怪談がこの中にひとつ紛れているそうだ。 最初は百物語を普通に行っていると思いきや、途中の主人公目線が徐々におかしくなっていくので普通の語り部ではないと分かってくる。そこがゾワゾワしつつ、何が起こっているのかページをどんどんめくるしかない。 2025/05/17

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