内容説明
2000年を超える日本史のなかで、とくに激動の時代だったのが昭和といっても過言ではなかろう。
「昭和100年」を迎え、昭和を振り返る気運が高まっているが、本書は「戦争」と「当事者の証言」をキーワードに、“激動の時代”を再確認したものである。
当時日本統治下にあったパラオ・台湾・朝鮮の人たちをはじめ、中国や南方で戦った兵士、満洲で日本軍指揮官に救出されたユダヤ人の子孫、特攻隊員だった兵士たち、空襲や原爆の被害者たち、終戦クーデターに対峙した兵士、終戦後ソ連の侵攻を受けた人たち、東京裁判やBC裁判の当事者、そしてソ連による抑留を受けた人たち……令和に残すべき最後の証言は、ときに告白であり、懇願であり、叫びであった。
令和に生きる我々に昭和の姿を痛感させる慟哭の書。
【著者プロフィール】
早坂隆(はやさか・たかし)
1973年、愛知県出身。ノンフィクション作家。
『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)で、第21回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。
著書に、『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』『永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」』(ともに文藝春秋)、『戦時下の箱根駅伝』(ワニブックスPLUS新書)、『評伝 南京戦の指揮官 松井石根』(育鵬社)などがある。顕彰史研究会顧問。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たくや
24
戦争当事者の証言が纏められている。戦争は愚かな行為だが、当時を生きた人々は本当に勇敢で、尊敬感謝の念が湧く。当時の覚悟や想いを聞くと、自分は同じように想えるだろうかと考えてしまう。現代に生まれたことの幸運さを強く感じる。遠い昔のようだが、まだ80年。永遠に戦後であり続けるために、残していかなければいけない貴重な証言。2025/06/12
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https://claude.ai/public/artifacts/e1d44134-97ae-4a1e-8cfc-4d210aabeca72025/06/07
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