メイ・モリス - 父ウィリアム・モリスを支え、ヴィクトリア朝を生きた

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メイ・モリス - 父ウィリアム・モリスを支え、ヴィクトリア朝を生きた

  • 著者名:大澤麻衣【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 書肆侃侃房(2025/05/23 配信開始予定)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863856646

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内容説明

“私は普通の女ではありません。昔からそうでした。誰もそう思ってはいなさそうですが”――メイ・モリス

モリス商会創設150周年

刺繍は高度な技術とセンスを必要とする芸術ですが、それに携わってきた女性たちは芸術家として扱われてきませんでした。この本はそんな刺繍に人生を捧げた女性アーティストの姿を浮き彫りにします。
――北村紗衣

アーツ&クラフツ運動の巨匠ウィリアム・モリスの娘、メイ・モリス。彼女は父の影に隠れながらも「ハニーサックル」などモリス商会の代表的なデザインを手がけた才能豊かなアーティストだった――。刺繍、服飾、ジュエリーなど多岐にわたる作品を創り出し、激動のヴィクトリア朝を生き抜いた彼女の功績はこれまでなぜあまり知られていなかったのか?一人の女性として、そして時代の先駆者として生きたメイ・モリスの生涯を紐解く。

モリス商会の原点であるレッド ハウス。アーツ&クラフツが繁栄したハマースミスの街。メイにとって終の棲家となったケルムスコット マナー。メイによる大作が誕生したメルセッターなど、モリスゆかりの地に、メイの幼少から晩年までをたどる写真、メイが描き遺した水彩画とスケッチなど、画像を50点以上掲載。

【著者】
大澤麻衣
日本大学芸術学部卒。デザイナー、アーティスト、版画家。イギリス南東部のスタジオにて、危険な薬剤を使わないノントクシック・エッチングの技術を研究しながら主に凹版画の教室を主催している。著書に『イギリスの小さな教会』(書肆侃侃房)がある。
ホームページ:mai-osawa-art.com
インスタグラム:@maiosawaart

目次

プロローグ
第一部 両親の出会い
第二部 商会のはじまり
第三部 幼少時代
第四部 少女期
第五部 十代
第六部 学生時代
第七部 社会主義
第八部 ハマースミス
第九部 別れ
第十部 メイ・モリスとして
第十一部 そして世界へ
第十二部 別れと出会い
第十三部 ケルムスコット
第十四部 晩年
エピローグ
あとがき
人物相関図
メイ・モリス略歴
メイとモリスとアーツ&クラフツゆかりの地
参考文献

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