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内容説明
企業が投資家から評価され,中長期的な成長を実現するための切り札として「コーポレートガバナンス」重視の流れが世界的に強まっている.この概念はどのように生まれたのか,各国でどのような規律が行われているかなどを概説しながら,「コーポレートガバナンスの本質」を明確にし,ビジネスに必須の知識を提供する.
目次
まえがき
第一章 混迷する「コーポレートガバナンス」論
第二章 コーポレートガバナンスの目的と企業価値
第三章 「良い」コーポレートガバナンスとはどのようなものなのか
第四章 コーポレートガバナンスのための「仕組み」
第五章 コーポレートガバナンス改革の歴史
第六章 「器」としての企業統治機構の設計――米英独仏の場合
第七章 「器」としての企業統治機構の設計――日本の場合
第八章 コーポレートガバナンスの現在地とその行方
主な参考文献
あとがき
用語リスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
9
さすが日本トップレベルの企業法務弁護士。かなりハイレベルな内容ですが、一般向け入門書だそうです(笑)特に第2章の企業価値の記述は難しい。昔、江頭先生の基本書を通読しようとして挫折したときの記憶が蘇ってきます(汗)とはいえ、経営者、企業法務関係者には勉強になる内容。伊藤邦雄一橋大学名誉教授のことがお好きなようですね。ROEとESGをマリアージュさせた「ROESG経営」がこれからの資本主義社会における有力な選択肢になると。どうでもいいことですが、p84に誤記発見。「ついて」でなく「次いで」でしょう。2025/08/11
sk
3
会社法だけでなく経営の話も2025/07/18
Googoler777
3
敵対的買収とアクティビストに続く企業法務の第一人者によるコーポレートガバナンスの振り返り。筆者の思いより第三者として一歩引いた目線で、各国の比較検討をしながらも、歴史的経緯を踏まえた考察を加えて、今後の動向を考えようとする一冊。これから役員に就任する人や機関設計を考える際に最初に読んでおきたい本。2025/06/15
蛮族
2
コポガバについて概観できる良書。企業統治類型(表7-1)がよく整理されていて参考になった。 また、企業価値でなぜ負債を足すのか(買収した側が全部返済すると考える)とか、ROICがなぜ重視されるのか(分母が有利子負債と株主資本なので、単にリキャップしただけでは分母は変動しない)とか、俺が忘却していた論証パターンを思い出すことができてよかった。引き続き市場を追っていきたい2025/07/13
なっこ
2
当該分野ではちゃんと読んだ初めての本。この箇所は知識として覚えておこう(相対的にハードな知識)、この箇所はなんで?と思った時に立ち返ろう(相対的にソフトな知識)、という区別が非常につきやすく、したがって他の本を読む時にも立ち返りやすい、読みやすくてありがたい本だと感じた。まさに入門書ですかね。 管理系で働いているので、これどうすべき?を今後の実務の中で考えたい時に、(具体事象<前例<規程<そもそも会社って…的な)3層くらい上位でこの本で触れたソフトな知識が非常に役に立ちそうだなと感じた。2025/07/03
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