ぼくだけはブルー

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ぼくだけはブルー

  • ISBN:9784401655281

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内容説明

孤高のロックスター、志磨遼平初の自叙伝。

1982年3月6日生まれ。和歌山県和歌山市出身。幼少期からさまざまな音楽や文芸作品にかこまれて成長し、アーティストを志すようになる。2001年に上京後、不遇の時代を経て2006年に《毛皮のマリーズ》としてデビュー。以後、日本のロックンロール・リバイバルを牽引する存在となるも、2011年に日本武道館公演をもって解散。翌2012年には《ドレスコーズ》を結成。しかし、わずか2年あまりでメンバー全員が脱退。その直後に制作された初のソロアルバム『1』の発表から10周年を記念し、生い立ちから2014年の独立に至るまでの波瀾万丈の歩みを総括。
本人が書き下ろす本編に加え、メンバーや関係者、当時のファンによる証言、撮り下ろし写真、蔵出し写真等もあり。さらに美輪明宏との特別インタビューを掲載。装丁は羽良多平吉。

・うそつきで、いやらしくって、人と同じことができなくて。それが神様から配られたぼくの「カード」だった。もうおかしくなるしかない、って気分だった。

・ひとりぼっちで十分だ。悲しいけどさ、ぼくはそういうふうなんだ。
─本文より─

【CONTENTS】
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第1章 1982-2000
1-a ぼくだけはブルー
1-b 縁のない場所
1-c カードは、そろった
1-d スリルのはじまり(Let’s Play Music)
インタビュー 志磨治樹(父)・敦子(母)

第2章 2001-2005
2-a おかしくなるしかない
2-b 富士ハイツへようこそ
2-c 長い冬のはじまりとおわり
2-d メロディなんか捨てちまえ
インタビュー 越川和磨(毛皮のマリーズ)

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第3章 2006-2009
3-a なにもかもがうまくいくようになった
3-b 東京のストゥージズ
3-c 《マリーズメイニア》の登場
3-d 毛皮のマリーズをぶっつぶせ
3-e ビューティフル
インタビュー ネモト・ド・ショボーレ(DECKREC)
インタビュー 初期のマリーズメイニア(衣装を製作していた二人)

第4章 2010-2011
4-a 残された時間の幕開け
4-b 贅沢の街、東京
4-c この世の終わり
4-d アビイ・ロードのカップを盗め
4-e ジ・エンド
インタビュー 鈴木拓郎(sputniklab Inc.)
インタビュー 井上勝浩(元・コロムビア/トライアド)

第5章 2012-2041
5-a ギターを奪った少年
5-b 偉大なバンドになる方法
5-c 恐るべき子供たち
5-d バンドごっこ
5-e 狂ってゆく歯車
5-f ばかげたことはもうやめよう
5-g ひとりぼっちで十分だ
インタビュー アルバム「1」リリース当時のファンの証言

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特別インタビュー《美輪明宏×志磨遼平》

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Muromi

4
志磨遼平の15年来のフアンとして、なかなか読むまで覚悟が必要だったが、一度読み始めたら最後。没頭して熟読してしまった。やっぱり彼に長年惹かれ続けている理由の1つに、自分と似ているからというのがあると思う。ルックスも生き様も全然違うのだが、なぜか彼の考えていることがわかる、というか。(こんなこと本人は思われたくないだろうが。)初めて知る情報もあり、貴重な資料としてライブ会場で2冊目(しかもサイン入り!)を購入。今は、本棚に美輪明宏の『紫の履歴書』の隣に並べてあります。2024/11/03

みつえもん

3
毛皮のマリーズ、ドレスコーズのボーカルである志磨遼平の自叙伝。志磨遼平がどんなふうに生きて、どんなふうに曲を作り、どんなふうにロックスターに成り上がったのかがよくわかった。 私自身、毛皮のマリーズとドレスコーズには多大な影響を受けている。今後それらの曲を聞く時、この本のことを思い出して、志磨遼平の作詞作曲に思いを馳せようと思う。2024/10/04

tacknroll2

0
ボロボロになりながらもビューティフルに生きる志磨遼平。 傷つき傷つけながら生きる彼の未来にこれからも注目していきたい。2024/10/10

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