- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
東大生の就職人気ランキング上位をいつのまにか独占するようになった「コンサル」。この状況の背景にある時代の流れとは? 「転職でキャリアアップ」「ポータブルスキルを身につけろ」そんな勇ましい言葉の裏側に見えてきたのは、「仕事で成長」を課せられて不安を募らせるビジネスパーソンたちの姿だった。時代の空気を鋭く切り取った『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』の著者が、我々が本当に向き合うべき成長とは何なのかを鮮やかに描き出す。圧倒的な努力や成長への強迫観念に追い立てられている人たちのための一冊。
目次
はじめに
第一章 成長に魅せられ、振り回される人たち
第二章 成長に囚われた時代のカラクリ
第三章 「成長」と「コンサル」 東大生はなぜコンサルを目指すのか?
第四章 コンサルタントたちの本音
第五章 「成長」文脈で読み解くポップカルチャー
第六章 成長をめぐる不都合な真実
第七章 成長に囚われずに、成長と生きる
おわりに
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
139
若者は「成長したい」のだと言う、それは「安定したい」からなんだと。「なぜ成長したいのか」「成長とは何か」は深掘りされない。成長も安定も、経済力やスキルと同じように「手段」に過ぎないらしい。そして、手っ取り早く成長させてくれるのがコンサルだと。私には全く理解できない一冊だった。処世訓のような言葉が次々に登場するが、多くが他人の書籍からの引用。自らリスクを負わず、高みに立って理想論を振りかざし、上から目線で踏ん反り返っているコンサルの人たちと数多く接してきたが、本書のスタンスも、正に、それと同じ臭いがする。2025/07/12
あすなろ@no book, no life.
104
積読本より。以前書店で購入してあった本でなかなか興味惹かれる読み物だった。成長出来ますか?成長したい!という時代、即ち現代の若手ビジネスパーソンの描写が主かと。そこに人気あるコンサル会社が要は様々な要素からマッチしているとはなるほどな、と思った。現代ビジネスパーソン評として気楽に読める・知れる一冊。また、加えて今後として、氷河期世代から見たこれらの批評やラストのこれからの人気職種予想が書かれていて、その両方共に全く同じ事を最近感じていたので思わず笑ってしまったのである。2025/12/14
榊原 香織
84
コンサル、てトレンディなのか2025/08/28
読特
66
今をときめく業種の実態は金だけ高い人材派遣。クライアントに仕える下僕に過ぎない職業が、就職したいランキングの上位を埋め尽くす。なぜにそんなに人気があるのか?…終身雇用が崩れ、守ってくれない会社。将来不安を解消するキーワードは”成長”。「成長に囚われろ!」と叫んだのは実業家でもあるサッカー選手。世に蔓延する「成長教」。それさえ目指せば本当に先々安泰なのか?…コンサルの心得「MECE]「結論から先に」「3つあります」。数年経てばお笑いのネタになるかも。社会は常に変わっていく。変化することこそが”成長”である。2025/11/06
たまきら
39
昔は企業まで出向いて教えたりしていましたが、コロナ後オンラインで英語を教え始めたら、多くのコンサルタント業をされている方と出会いました。皆さん自腹で英語を学んでおり、ご自身の「成長」のために様々な勉強をされていました。この本を読んで少し答えがわかりましたが、より一層疑問も増えてしまった。MECEといった言葉の説明など、基本的な方針は分かったー分かったが、彼らの自己責任による「成長」はどこに向かうのだろう?2026/10/28




