内容説明
名古屋に本社を構える中京新聞社。生活部に配属された、新人記者・仁木千春は元料理人という異色の経歴だ。仁木が任されたのは、「県外の人から見た名古屋メシ」のコラム執筆。小倉トースト、あんかけスパ、ひつまぶし……唯一無二の食文化に魅了されるも、仁木は仕事の難しさに直面する。限られた文字数、伝わりやすい写真、取材相手との駆け引き――記者の仕事は甘くない! それでも、料理人だったからこそ書ける言葉がある。食への情熱を武器に、仁木は名古屋メシの魅力を伝えきれるのか!? どえらいうまい名古屋グルメ×お仕事奮闘記、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カブ
34
名古屋に住んだら名古屋めし?!新米新聞記者が書く、名古屋メシが食べたくなる美味しいコラム。やっぱりひつまぶしかな?2025/06/14
ワッピー
26
パートナーの紹介。池袋で老舗の洋食屋を継いだ二木千春は店主である祖父の引退とともに中京新聞社に転職した駆け出し新聞記者。外来者の目線で名古屋メシを紹介するコラムを担当するも、徘徊老人、ひったくり、昼飯たかり先輩に翻弄される日々。元料理人の矜持にかけて選んだテーマは赤だし・小倉トースト・名古屋たこ焼き・あんかけスパゲッティ・ひつまぶし。うまいものを追いかけつつ、なぜか身の回りの事件が解決されていく不思議。編集部ってこんなこんなホンワカな雰囲気だっけ?という疑問を感じつつも、活字で名古屋の味を楽しみました。2025/09/28
凛
23
東京出身の元料理人が新聞社に就職し、『名古屋メシ』について記事を書く中出逢った人達と交流し成長していく物語。この手の作品は何作か読んだことがありますが、つい『名古屋メシ』が題材故に手に取る。本作の場合、主人公が元料理人という経歴だから、名古屋メシを自分でアレンジしてみたり実際作ったりするのが個人的に読んでいて楽しくまた真似したくなりました。というか私、たこ焼きが『醤油味』なのを初めて知りました…笑。2025/08/17
ガットウ
22
★★★★4.0点。愛知県民としては、嬉しい1冊!ただ個人的には、名古屋のたこ焼きと言えば愛知のメーカーが開発した「釣鐘式たこ焼き」なんだけど。2025/07/16
よっち
22
名古屋の中京新聞社生活部に配属された新人記者・仁木千春。元料理人の彼が「県外の人から見た名古屋メシ」コラム執筆を任されるグルメお仕事奮闘記。小倉トーストやあんかけスパ、ひつまぶしといった名古屋らしい唯一無二の食文化に魅了されながら、一方で限られた文字数で魅力を伝えるか、伝わる写真をいかに撮るか、取材相手との駆け引きなど取材の難しさに直面する仁木。彼が上司や先輩たちにフォローされながら、料理人ならではの視点を活かして、食への情熱を武器に成長していく姿はなかなか良かったですし、名古屋メシが食べたくなりました。2025/07/04
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