ブルーバックス<br> 認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する

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ブルーバックス
認知症とはどのような病気か 脳の構造としくみから全体像を理解する

  • 著者名:伊古田俊夫【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 講談社(2025/05発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065394939

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内容説明

「脳の機能低下」はなぜ起こり、それがどう病気につながるのか?
「患者数を半減させる方法」とは?
経験豊富な認知症サポート医が最新情報を詳しく解説。

「本書の読者となるであろう患者家族の方々、認知症を心配されている方々、あるいは認知症の診療や介護に携わる医療関係者にとっては、一般に知られている認知症の解説書と比べ、その内容の鮮度やポジティブなメッセージが込められている点において、本書は別格の存在である」──北海道大学総長・寶金清博

〈家族の発病を疑ったら? 自分に不安を感じたら?〉

記憶力が衰え、自分が誰かがわからなくなる「アルツハイマー型」。
人柄が変わり、身勝手なふるまいが増える「前頭側頭型」。
存在しない人や動物が、ありありと見える「レビー小体型」。
40代、50代でも発症する「若年性」。
歩行障害や言語障害が突然生じる「血管性」や、「記憶障害が目立たない」認知症も存在する。
徘徊や暴言はなぜ起こる? 話題の新薬の効果は?
遺伝はするのか、しないのか。
認知症を予防する食べものとは?
認知症特有のトラブルを引き起こす要因は?
多様で複雑な病状を正確に理解するために必読の一冊。

〈もくじ〉
序章 「認知症の人が減る社会」を目指して
第1章 認知症を知ろう
第2章 認知症とはどういう病気か?
第3章 アルツハイマー型認知症の新薬「レカネマブ」と「ドナネマブ」──その効果と副作用、費用……
第4章 記憶や言語はどう蝕まれるのか──認知症の中核症状(1)
第5章 人の気持ちを理解する、自分を知る──認知症の中核症状(2)
第6章 認知症はなぜ嫌われるのか?──暴言や徘徊を生み出す「行動・心理症状」を理解する
第7章 「納得のいく診療」を受けるために
第8章 認知症を予防するには?──すべきこと、してはいけないこと
第9章 認知症の人に優しい社会へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

90
2012年「脳からみた認知症」の改訂版だが、この12年で認知症をめぐる研究は劇的に進んだ。増加の一方と思われた認知症高齢者はこの10年間で19万人減少し、認知症の有病率も約3%低下したという事実。欧米でも同様の傾向らしい。その理由として生活習慣の改善と教育の充実、高齢者の就労の広がりが挙げられる。2019年70代での発症を10年間で1歳遅らせることを目指す目標を立てた。更に目指すべき社会は軽度な認知症の人が一人暮らしをできる社会である。認知症とは記憶障害に止まらず、社会脳の障害として捉え直す必要がある。2025/06/21

特盛

39
評価3.8/5。近所の人が認知症で徘徊しており、飼い犬も認知症になった。実家の父親も最近おかしい。そんなこんなで本書を手に取ったが、認知症研究についての最新成果が非常に分かりやすく整理されている。直近は高齢者数増にかかわらず有病率が減っていること、2023-24に新しい有用な薬が出たこと、脳の損傷部位によっては実に様々な種類の症例ががあることなど、興味深い。がんもそうだが65歳で人間は生物学的に一つの賞味期限を迎え、それ以降はラッキーなのだ、という思いを益々強くし人生を大切にしなければと思った。2025/07/24

エル・トポ

18
高齢者の数は増えても認知症は減っているという事実に、まず驚き。亡父は穏やかな人だったのにボケてから怒りっぽくなったが、それも認知症によるもの。あの頃にこの知識があったら、イライラしないで済んだかも。現在は母の入れ歯を調整して貰って入れ歯復活!と張り切っていたけど、ボケる前に作った入れ歯は使う人が多いが、ボケてから作った入れ歯は拒否する人が多いとのこと。認知症を恐れ過ぎず、且つできない事を見極めることが大切だと思った。良書。図書館で借りて読んだが、購入する。2025/07/29

鈴木拓

15
認知症についての基礎、現時点でわかづていること、これからのことまで、全体を把握するのにとても有用な内容だった。ただネガティブにとらえるのではなく、より具体的にどう対処すべきかを理解することはとても大切なことだ。誰の身にも起こり得ることであれば、認知症予防の一方で、認知症でも安心して幸せに暮らせる社会を目指すのが正しい方向だと理解した。2025/09/12

風地

13
認知症の有病率がこの10年間で低下したという、よい意味でショッキングな序文で引きこまれた。認知症の種類、脳の状態、新薬の情報など、認知症初心者にもわかりやすい。脳の話はやっぱりおもしろいね。他者の心を理解する脳(ToMネットワーク)と、自分を振り返る脳(デフォルト・モード・ネットワーク←茂木さんの本にも書いてあった!)の解明で、社会脳ネットワークと呼ばれる概念がうまれた。認知症はこの社会脳の機能が損なわれる。具体的な症状は読むのが辛くなってしまった。認知症の予防は、癌、心疾患の予防と同じ。脂質と塩分の→2025/09/14

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