講談社現代新書<br> 進化という迷宮 隠れた「調律者」を追え

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講談社現代新書
進化という迷宮 隠れた「調律者」を追え

  • 著者名:千葉聡【著】
  • 価格 ¥1,375(本体¥1,250)
  • 特価 ¥962(本体¥875)
  • 講談社(2025/05発売)
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  • ISBN:9784065391341

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内容説明

「進化は再現不可能な一度限りの現象なのか? それとも同じような環境条件では同じような適応が繰り返し発生するのか?」進化のあり方をめぐって、進化生物学者の間で20世紀から大論争を繰り広げられてきた命題をめぐるサイエンスミステリー。圧倒的なまでの筆力で進化生物学の醍醐味を伝える。『歌うカタツムリ』(第71回毎日出版文化賞)『ダーウィンの呪い』(2024年新書大賞10位)で注目される進化学者による書き下ろし最新作です。

第一章 生命史の動画
太陽系外惑星に人類はいるか/ワンダフル・ライフ/自然の実験と調律者

第二章 旅のはじまり
赤い海岸/悪夢のような世界/偶然の連鎖/とっておきの研究/子供に見える大人/進化古生物学と形の科学/美しい研究計画/白い砂丘

第三章 自然の実験
コンコルド効果/過去へ/失われた世界/隠れた多様性/表と裏

第四章 シュタインハイムの奇跡
師には見えぬ世界/化石で描いた初めての系統樹/消えた先住者/外を見て内を知る/進化ではない変化とDNA配列が変化しない進化

第五章 進化の速度と様式
新人類/古生物学の革命/ぺダンティックな仮説/適応の景色/大巧は拙なるが若し

第六章 湖底の財宝
我とともに来たり、我とともに滅ぶべし/誰もやってないから/湖で起きる種分化/魔法形質/異型精子/進化の規則

第七章 生命の樹を探す魔法
真犯人は誰だ/手段は目的になりうる/ディスプレイの向こう側/小は大を兼ねるか

第八章 ホビットと巨人 206
巨大化の謎/学園に潜む巨大生物/島嶼の規則/庭の探検/醜い者たちの神/巨鳥モア/古生代の覇者/トンボのサイズ理論/ユニークで一般的

第九章 妖精と怪物
キウイの卵/スパンドレル/制約と進化可能性/恐竜の親指/白い妖精/森の怪物/ウスリーの森

第十章 火山島
カミと進化/ジェネラリストとスペシャリスト/伝説の島/霧の中/天界の森

第十一章 緑のドラゴン
鉄人とマイマイ/魔の島/新世界での進化/殻のトレードオフ

第十二章 貝と魔物
孤独な存在/未来の創始者/受け継がれた遺産/魔物の進化/調律者の正体

第十三章 未来への旅
引き継いでいくもの/進化ふたたび/緑の未来

目次

第一章 生命史の動画
太陽系外惑星に人類はいるか/ワンダフル・ライフ/自然の実験と調律者
第二章 旅のはじまり
赤い海岸/悪夢のような世界/偶然の連鎖/とっておきの研究/子供に見える大人/進化古生物学と形の科学/美しい研究計画/白い砂丘
第三章 自然の実験
コンコルド効果/過去へ/失われた世界/隠れた多様性/表と裏
第四章 シュタインハイムの奇跡
師には見えぬ世界/化石で描いた初めての系統樹/消えた先住者/外を見て内を知る/進化ではない変化とDNA配列が変化しない進化
第五章 進化の速度と様式
新人類/古生物学の革命/ぺダンティックな仮説/適応の景色/大巧は拙なるが若し
第六章 湖底の財宝
我とともに来たり、我とともに滅ぶべし/誰もやってないから/湖で起きる種分化/魔法形質/異型精子/進化の規則
第七章 生命の樹を探す魔法
真犯人は誰だ/手段は目的になりうる/ディスプレイの向こう側/小は大を兼ねるか
第八章 ホビットと巨人 206
巨大化の謎/学園に潜む巨大生物/島嶼の規則/庭の探検/醜い者たちの神/巨鳥モア/古生代の覇者/トンボのサイズ理論/ユニークで一般的
第九章 妖精と怪物
キウイの卵/スパンドレル/制約と進化可能性/恐竜の親指/白い妖精/森の怪物/ウスリーの森
第十章 火山島
カミと進化/ジェネラリストとスペシャリスト/伝説の島/霧の中/天界の森
第十一章 緑のドラゴン
鉄人とマイマイ/魔の島/新世界での進化/殻のトレードオフ
第十二章 貝と魔物
孤独な存在/未来の創始者/受け継がれた遺産/魔物の進化/調律者の正体
第十三章 未来への旅
引き継いでいくもの/進化ふたたび/緑の未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

月をみるもの

11
「進化は偶然か必然か?」という問いに答えるには、「周りの地形がどんどんかわっていく場所にたっている温泉旅館は、どのように増築されていくか?」を考えればよいらしい。2025/07/04

まんぼう

8
進化は偶発的なものなのか、それとも最適解に導く調律者がいるのか。生物進化の様々な仮説が提唱された経緯や主張、DNA解析が研究ツールに組み込まれてからの説の変遷。先日読んだ宇宙論の「宇宙ー地球−生命の発生は目的も意図もない偶発性の蓄積である」と同じ結論にたどり着いて満足。生命の「次」がある可能性ももしかして?とふと思う。しかし、カタツムリ研究者なのにナメクジが嫌いとはこれいかに。蝶は好きでも蛾は無理みたいなものだろか。敵襲に殻をぶん回して応戦するエゾマイマイは衝撃的。2025/10/12

ピラフ

3
書評で見かけて興味を持ち読んでみた。生物の進化は偶発的なのか適応の結果なのか…カタツムリの調査をメインに解説される。漫画などの例え話などで分かりやすく工夫してくれているが、それでもなかなか難しい内容で、後半はかいつまんで読むにとどめた。進化のパターンを知ろうとする試みの、その壮大さと無謀さは何となく理解した。進化の調律者の正体は、『たまたま』の歴史なのだということだろうか。2025/10/30

たかぴ

3
「調律者」と目標を読者に明示して、わざわざ何度も書き込んでいる。途中に漫画やアニメのネタを入れているのも一般書だからか。 適応主義だけでは種による個体生成にまで手出し出来ませんよっていう何処が私的には刺さったな。2025/06/28

tama_lion

1
「調律者は誰か」という問いの立て方がいまいちピンとこなかった(かつ、あまりにインテリジェントデザインっぽい言い回しで不適切に思えた)ので、ひとつひとつの研究の内容や裏話は相変わらず面白いけど各章のつながりが薄く感じ、何かの連載をまとめた本なのかなと終盤まで思っていたけど、最終的には反復適応放散を生んだ適応度地形、トレードオフ、系統的制約の話だった。ロソスの本は(グールドもコンウェイモリスも)「どっちもどっち」だけの内容ではないし、そんなことは当然気づいているだろうに、と訳者としては思いました2025/12/26

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