内容説明
住まい探しは、生き方探し。
近藤麻琴36歳、賃貸仲介部門勤務。行きつけの店で愚痴っても、あなたのお部屋、みつけます!
近藤麻琴は、大手不動産会社「グリーンホーム」の賃貸仲介部門に勤めて14年。中堅どころとして仕事にも慣れ、年若い部下と「昭和」から抜けきれない上司に挟まれながら、譲れない条件だらけのお客さま相手に「そんな部屋はない!」と内心叫びながら奮闘する毎日。
息抜きは、親友の仲島恵が店主を務める居酒屋『慈雨』や、風変わりなマスターがいるバー『LR』に仕事帰りに立ち寄って、美味しいお酒と料理を楽しむこと。
人生の節目に立ち、住まいを探すお客さまを通して、自身の人生についても迷い、考える麻琴。長く付き合う恋人と結婚するのかしないのか、子どもはどうする? 仕事はーー?〈文庫書下ろし〉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
194
このお客様は本当に部屋を探しているの。何度も来店しては決めずに帰って、何ヶ月も経ってしまって。こっちからするとたまったものじゃないけど、きっと理由があるはず。街には物件があふれているけど、その人のオーダーに近いものは限られている。人はたくさんいるのにそれぞれの人生設計があるから、合う合わないがある。人って他者のことは冷静に考えられるのに、自分のことになるとどうしてそうはいかないのだろう。幸せってなんだろう。人生って。でも今の自分はこうありたいし。誰しもがいろんな人の生き方に触れながら自らの生き方を考える。2025/05/23
みかん🍊
86
不動産会社に勤める36歳の麻琴は日々癖のあるお客さんに振り回されストレスがたまると親友が営む居酒屋で愚痴を聞いてもらったり、馴染みのバーでカクテルを飲みながらマスターに話を聞いてもらったりして気持ちを立て直しているが長年付き合っている彼氏がいて月1くらいしか会えないが別に寂しく思わない関係にも煮詰まっていた、部屋を探しにくる夫婦のいざこざや、表に出てきていない本当の拘りを読み取ってふさわしい部屋を紹介するというのは難しいがやりがいは感じている、恋愛や結婚、仕事そしてお酒に関するあれこれが詰まった1冊。2025/11/11
ゆみねこ
67
不動産会社の賃貸仲介部門ひとすじ14年の近藤真琴。顧客の無理難題に翻弄されながらも、美味しい料理やお酒を楽しみ、6年付き合う彼氏あり。顧客の人生から我が身を考え、気づくことも多々ある。ドラマにしたら面白そう。2025/10/21
もぐもぐ
52
家探しって人それぞれこだわりどころが違うし、特に家族での場合はみんなが満足する物件見つけるのは大変。大手不動産会社の賃貸仲介部門に勤める麻琴が「そんな部屋、あります!?」って言いたくなるくらいクセつよなお客さんたち。そして麻琴のストレスは馴染みの居酒屋とバーへ。半分以上が麻琴自身の結婚への葛藤だったので、もう少し不動産賃貸のお仕事小説の部分を読みたかった。終わり方もちょっと唐突だったのが残念。 #NetGalleyJP2025/05/26
Karl Heintz Schneider
51
近藤真琴は36歳の不動産会社員。独身ながら6年付き合った彼氏がいる。わがままな客に振り回される毎日だが幼なじみの恵の営む居酒屋や、ぶっきらぼうなマスターのバーなど、とびっきりの「ブレーン」に支えられながら頑張っている。秋川さんの本は、これまでにずいぶん読んできたが何となくマンネリ気味な印象が強くて最近は敬遠していた。でも久々に読んでみて、歯切れのよい文章に触れ、やっぱりいいなあ、読みやすいなあと再認識。これまでは食べ物系の話ばかりだったため不動産というテーマが新鮮に感じたからかもしれない。2025/08/27
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