ドンキ式デザイン思考 セオリー「ド」外視の人を引き寄せる仕掛け

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ドンキ式デザイン思考 セオリー「ド」外視の人を引き寄せる仕掛け

  • 著者名:二宮仁美【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • イースト・プレス(2025/05発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784781624419

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内容説明

2兆円企業を生んだ店舗の
“良質な違和感”の正体――
ドンキから学ぶ、感情を動かすデザインの力

ドン・キホーテのデザイン統括責任者・二宮仁美が、創業以来、初めて明かす店舗デザインの秘密。

巨大ジャングルのような売り場、無数の手描きPOP、独自の外観デザイン――これらは全て、買い物を「非日常体験」に変える戦略的な仕掛けだった。
700以上の店舗デザインを手がけた著者が、「なぜ人々が思わず入店したくなるのか?」かを解説。
さらに、ビジネスにデザインを活かしたいノンデザイナーに向けて、デザイン思考の実践的な活用法も紹介する。デザインの力で2兆円企業に成長した、ドンキならではの型破りな発想とその真髄に迫る。

【本書「はじめに」より】

「ドンキの店舗デザイン? 全然意識したことがなかったけど、どういうこと……?」
それもそのはずです。ドンキの外観のことなど意識せず、多くの方は、“なんとなくの気分”で、お店に入るものだからです。
実は、この「なんとなく入ってみようかな」という気分の揺らぎを捉え、お店に一歩、足を踏み込ませるのが、ドンキの外観デザインという“仕掛け”なのです。

本書は、今まで一切語ってこなかった、「ドンキ×デザイン」に切り込む初の本です。

ドンキとデザイン、意外な組み合わせに感じられるかもしれません。いつでもにぎやかで、お祭りのようなドンキと、デザインという言葉は、相容れない、対極の存在のように感じられるでしょう。
私自身、本書で王道のデザイン論に言及するつもりはありません。
事実として、ドンキでは、デザインの教科書にあるようなセオリーにとらわれることなく、
その場その場の現場判断で「個別最適なデザイン」を積み上げ続け、今に至っているからです。

本書では、ドンキのインハウスデザイナーとして、
数々の店舗デザインを手がけてきた経験をもとに
「ドンキ式デザイン」や「ドンキがデザインで大切にしていること」などについて、
余すことなくお伝えできればと考えています。

電子書籍版では収録写真をカラーで掲載しています。

【目次】
Chapter1 デザインの“当たり前”を壊すドンキ式デザイン
Chapter2 ドンキ式デザインのエッセンス
Chapter3 ノンデザイナーのための「デザイン教室」
Chapter4 なぜドン・キホーテは「共創デザイン」なのか?
Chapter5 デザイン以外の仕事にも役立つ「ドンキ式デザイン思考」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

2
買い物を非日常体験に変える戦略的な仕掛け アミューズメント空間 気分の揺らぎを捉える外観デザイン 個店主義とゼロベースのデザイン 地域へのリスペクトの結晶 足し算と引き算の店舗デザイン 店舗デザインの総合プロデューサー 顧客の観察は契約前に必ず 違和感だらけの巨大な顔面 課題発見と問題解決のプロセスであるデザイン デザインは翻訳 パートナー企業との共創 デザイナーの翻訳力は最高の武器 顧客だったらどのデザインを好むか 心に触れる人間らしさのあるデザイン 既成概念を突破するデザイン 挑戦と失敗を許容する文化2025/05/20

ishida

0
内容は非常にシンプルだった2025/07/29

ともぞー

0
前半はいろんなドンキの店舗の紹介。お店ごとにいろいろな工夫が施されている。なるほどねー。行ってみたくなります。後半はデザイン教室でやさしくデザインの基本を教えてくれる。A→B→B' 、つまり、言語化できない潜在ニーズAを発掘し、ターゲットに伝わる表現Bに翻訳、それをより深堀して付加価値を付け、ターゲットが納得するゴールを提供すること、全部ひっくるめてデザインということですかね。 2025/07/23

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