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内容説明
志村貴子が描く、宗教2世×群像劇!
ふつうの家に生まれたかった――
私の家のことは誰にも話していないイラストレーターの恵麻(えま)。
恋人との結婚を考え始め、秘密を打ち明けたい浩市(こういち)。
ずっといい子として生きてきた実家暮らしの沙知子(さちこ)。
同じ宗教を信仰する家庭に育った幼なじみの3人は、現在28歳。
仕事、結婚、独り立ち……
「家の事情」を抱えた彼らが直面する人生の岐路。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
21
志村貴子の新作の題材は宗教2世。テーマがテーマなだけに、背筋を伸ばし、少々の覚悟を持って読むことを強いられそうだったが、読み進めていくと良い意味で裏切られる。ここに描かれる宗教は、いわゆるカルトとは異なっているし、何より登場する宗教2世達は様々なパターンを持っている。信仰に対しても、反抗する者、適度に距離を保つ者、流される者といった具合に。「なにしろ宗教2世のオレは、宗教2世じゃないオレを知らない」完結まで読み続けていきたい、そう思わされる新作だ。2025/06/08
aisu
15
宗教2世の子達のオムニバス形式。タイトルが絶妙。「そういう家の子」にも色々ある。ただ、アノ宗教がモデルっぽいけど、アイツらにしつこくされたウザさを思い出してしまい、読んでてイラっとするので続きは読まないかも。この漫画の登場人物は勧誘しない。あ、電話しましょうと言ってるからそのシーンはないけどしてるのかも。マンガはよく出来ていると思う。他の宗教もそのうち描かれる?2025/06/14
ソラ
8
【読了】C とても扱いにくいテーマの作品で志村貴子さんが描くとは意外な感じがしていたが、本人が宗教2世で恵麻と同じタイプであるという。ある意味志村貴子さんならこの繊細なテーマも描き切れると思うので期待しています。2025/06/08
コリエル
6
志村貴子による『宗教2世』とその周縁の人々を描いたオムニバスストーリー。月イチの連載で読んでいた時よりも各キャラクターのポジションや視点をまとめて把握出来て良かった。デリケートなテーマで匙加減が難しいと作者は言うが、読んだ感触としては上手くコントロールしてあると思う。日本人は無宗教の国と言われるが、完全に宗教と切り離されている人間もまた少ない。親ないし祖父母まで遡れば仏壇があるなり教会に行くなりしている人がほとんどだろう。よって遠くの問題でありつつ、全く理解や想像が及ばなくもない絶妙なジャンルで面白い。2025/05/30
あらい/にったのひと
5
さ、さすがの面白さ、めちゃ上手い。センシティブな話題ではあるものの、自己の体験でもある話を読んでて面白いまんがに落とし込むという大変な作業の成果としてすごい。あと、p108はすごいと思った。このページだけですごい。2025/05/30
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