内容説明
明治政府の神仏判然令で大きく崩壊した、山岳信仰の歴史と民俗をたどり、修験道の生成と展開を、民俗学・宗教学・歴史学・人類学等の広範な視点から考察した総合的研究書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
カミとタマ: カミは不可視の霊・魂(タマ)と関連、自然の中に存在 山や巨石などとの畏怖体験がカミ信仰の根源 オニの両義性: 善悪両義性を持つ見えない存在・日本人に身近 山岳信仰: 明治以降、神仏混淆の解体や修験道変革 国家権力の介入→修験道は前近代的習俗として衰退 修験道の成立と発展: 鎌倉時代に大峯山を中心に成立→全国に 修験者は病気治療や祭りを通じて地域に根付いていた 神仏分離と修験道の衰退: 明治の神仏分離により修験道衰退→研究が進展 末裔は地域の祭祀に関与し続ける 文化遺産の価値↑観光や研究対象に2025/02/10
takao
0
ふむ2025/02/11




