内容説明
『転職ばっかりうまくなる』著者が綴る、笑えて泣ける子ども時代(平成)の思い出。
大丈夫ではない。大丈夫ではないけれど、生きている。
平成の、たっぷり笑えてちょっぴり泣ける子ども時代の思い出--。
【著者】
ひらいめぐみ
1992年生まれ、茨城県阿見町出身。7歳の頃からたまご(の上についている賞味期限の)シールを集めている。2023年12月に『転職ばっかりうまくなる』(百万年書房)を刊行。
目次
トイレマップ
①カスミで海外旅行
伊藤と国語
②現代文の裏ワザ
気に食わないカタカナ
③いたずら電話
憧れの
④体育着の裏
エンドレス牛乳
⑤病院の待合室
「幼なじみ」を想う
⑥ラスカルのお皿
こわくてたまらなかったこと
⑦町村合併未遂
セルフ金髪
⑧家庭訪問の日
すぐちゃんの髪の毛とホームステイ
⑨踊る餅
誕生日の電話
⑩花よりレモンティー
ひらめちゃん
⑪真夜中の西武
無敵の先生
⑫冬の風物詩
「なんで泣いてんの?」
⑬成人式とさとみちゃん
先生たちの裏ワザ
⑭憧れの
水を運ぶ
⑮土浦市の花火大会
アヴリル・ラヴィーンは悪くない
⑯プレミアム感
サボりの師匠
⑰そんなの習ってない
友だちの堀内くん
⑱購買のチョコチップメロンパン
隣のクラスのジャイアン
⑲先生のサボり場
嘘が見破れない
⑳舌切り娘
絵の思い出
おじいちゃんとヤクルト
知らない感情
ちづこおばあちゃんとのこと
ここにある
輸血の恩返し
のぞむくん
靴下の迷子センター
湖、大仏、蓮畑
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミヤビ
12
『転職ばっかりうまくなる』の作者の、子ども時代から大人時代を描いたエッセイ。 ピピピ......私の良い人センサーに大反応あり! ピュアで努力家で愛されキャラなのが文章やエピソードから滲み出てる。人柄といい、サイズ感といい、暫く手元に置いておきたい、そんなエッセイ。 著者は「日本語が苦手」的なことを仰っていたけれど、万人受けするやさしい文章を書けるのも立派な才能だと思うし、これからも追っかけたい作家さんが増えて嬉しい気持ち。2025/07/20
うめこ
5
前作の「転職ばっかりうまくなる」からすっかりひらいめぐみさんのとりこになった。今回は小学生から大人になるまでのエッセイ。すごく些細で、たぶん多くの人はすぐ忘れてしまいそうで、でも抱きしめたくなるようなだいじなだいじな日々が綴られている。かくゆうわたしも、そんな思い出が超ダイスキ。ひらめさんみたいに素敵には言葉にできないけど、これからも日記を書き続けたいな〜と思った。ZINEもぜひ読みたい、、!さわり心地とかサイズ感とか全部が好きすぎて、ずーっと手元において、開いたり閉じたりしてしまう本。2025/05/24
nekomurice
3
「誕生日の電話」「無敵の先生」「絵の思い出」が良かった。心がぽかぽかあったかい気持ちになるエッセイだった。2025/06/27
ふらふら
2
『転職ばっかりうまくなる』のひらいめぐみさん。 クスッと笑っちゃうところもあるけど、中学の先生の話と友達のさとみちゃんの話はポロッと泣いてしまった。 子供の時にして貰った、その時は分かってなかった優しさに大人になってから気付くと、ちょろっと泣いちゃうよね。2025/06/13
くまさん
2
初めて読んだひらいめぐみさんの本。好きな作家さんが増えた!2025/05/15
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