内容説明
*この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末での閲覧に適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
人気シリーズ「乙女の本棚」第47弾は、文豪・江戸川乱歩×イラストレーター・寿なし子のコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。
ああ、何という恐しくも楽しい遊戯だったのでしょう。
赤い部屋には、異常な興奮を求めて集った男たちがいた。そのなかの1人が、彼らが欲しているような奇妙な身の上話をはじめる。
江戸川乱歩の名作が、想像力を掻き立て物語を深く考えてしまうような作品で話題のイラストレーター・寿なし子によって描かれる。名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
178
何十年かぶりの乱歩の名作「赤い部屋」、乙女の本棚シリーズなのでイラストは可愛らしいですが、内容からするともっとオドロオドロしい方があっている気がします。 https://rittorsha.jp/s/otome/3125317404.html2025/07/05
しゅう
119
江戸川乱歩初読み。赤い部屋に集まった面々の中にT氏がいた。T氏はこれまで99人の人々を罪に問われないようなやり方で殺してきたという。完全犯罪だ。数件、例を挙げながら自身の行状を嬉々としながら語るT氏。そして、99人の殺人の果てにそれにも飽きたT氏は、なんと100人目に自らの命を奪おうというのだ。さあ、どうなる?最後まで目の離せない展開に心奪われた。面白かった。きっと江戸川乱歩という人はミステリー仕立てのストーリーテリングが上手なんだろうと思った。この本は「乙女の本棚シリーズ」の中の1作で、絵は寿なし子。2026/04/24
アキ
76
久々の乙女の本棚シリーズ。もうかなりの数の本が出ていて追いきれない。このお話は、1925年の江戸川乱歩の作品で、今からちょうど100年前。寿なし子さんのイラストは初めてでしたが、物語の異様さとマッチしていてとても良い。殺人を遊戯にしている私の語りと、最後にオチがつく見事な仕掛けの世界を楽しめました。こんな風に100年前の作品を紹介してくれると、古さを全く感じずに読めるので、ありがたいですね。またシリーズたくさん出てるので、最近のものから遡って読んでみようと思います。2025/11/24
ままこ
63
刺激を求める者たちが集まる赤い部屋。そこでは、異常で興奮する話が語られる。法に触れない数々の非道な殺人に嫌悪感を感じながら読み進めると…。ああっ、まんまと騙された。2025/09/04
aquamarine
56
乙女の本棚シリーズ第47弾だそうだ。しばらくこのシリーズを追いかけていなかったのでそれほどの冊数を重ねていたことにびっくりした。寿なし子さんの雰囲気のある表紙絵と自分の持っていた「赤い部屋」のイメージがぴったり重なり手に取ったが、表紙絵だけではなくどのページのイラストも素晴らしかった。赤と黒の多いイラストは独特の雰囲気があり、文字だけで読んだ時とは違う不安定な読後感を運んできた。その不安定さがとても好き。2025/07/03




