内容説明
もし、ブサイクと言われて自分が嫌になったら、どうすればいい? 友達と同じ「推し」ができてしまったら? 親と意見がすれちがってしまったら?
尾関忍、長江優子、佐藤いつ子、宮下恵茉、石井睦美、5人の作家による、人間関係の悩みによりそう短編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪丸 風人
15
5人の作家が子ども達のモヤモヤを晴らすべく競演。ルッキズム短編集と間違えそうだけど、中身はもっと色とりどり。[ブサイク]はたった一言が心をえぐるさまに冷や汗、[推し]はその勇気に乾杯!、[ホームラン]は良き心変わりが沁みて、[砂漠化]には人生の財産になる気づきがありました。そして新しい出会いがいびつな価値観に吹きとばす[好み]。これはまっすぐな言葉の数々が悩める読者の歩みを後押ししてくれそうです。総括すると、学びと気づきがあふれる良質なアンソロジーということになりますね。(対象年齢は10歳半以上かな?)2025/06/07
飲も飲も
5
ホームランボールがいちばん好き。2025/06/24
たぬき
5
3.5。なぜか思春期の子向けの本にハマって読んでいる。中学生の頃って、本当に色々悩んでたし、純粋でもあり歪んでもいたなー。子どもって大変だよね。2025/06/17
芦屋和音
3
表題作は自分の顔を描くことで価値観が変わってゆく。二次元キャラに推し活の話、母がインフルエンサーの話は今っぽくてとても面白かった。自分自身を見つめる大切さがつまった全5編。2025/02/18
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