内容説明
シニアならではの旅の面白さがある。70年代の記憶を手繰り寄せながらの国内旅エッセイ。「青春18きっぷ」でローカル線に乗り、シルバーパスを使ってバスで東京を巡り、著者自身の「二十歳の原点」の地・京都に向かう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コピスス
7
バックパッカーとして主にアジアを渡り歩いて書き記してきた著者。今回は青春18きっぷやシルバーパスなどを使用して国内をひとり旅する話。私自身、この夏神戸から宮崎までフェリーで移動する旅をしたので、フェリーを乗り継いで北海道から四国まで旅する話が興味深かった。2025/10/03
コニタン
6
著者が私より2歳年上で旅行記を読んでましたが、終盤著者自身の学生運動、政治活動を出てきたので、続けて読む気力が失せました。著者に言いたい、旅行記の本を購入したのに著者自身の政治活動など私には興味がない、二度と下川裕治の本は購入しない。2025/05/27
高木正雄
3
只見線がまだ不通のころに下川さんは「一両列車のゆるり旅」で訪れていたので、再開後の話も知れてよかった。フェリーの話は北木島の花崗岩の話など知らないことが多かった。北木島でフェリーから降りることができなかったのだが前にも韓国の飛禽島かどこかで降りれなかったね。最後の方の学生運動の話はこれまでちょこちょこ触れられてきたのでその遍歴がわかるのは嬉しい。浪人時代の京都の話も知らなかった。明細をみるとコンビニのパンやカップ麺ばかり食べていて心配になる2025/08/25
ふみりな
2
世代が近いこともあり、共感する。贅沢せずにコンビニのパンと缶ビールは若い頃の旅の習慣が染み付いているのがわかる。2025/07/30
ukitama
2
いいですね。貧乏旅行、なつかしい。新日本海フェリー、磐越西線、会津若松。信越本線。鹿浜。全て懐かしいところ。コロナも空けたので、旅支度、旅支度。妙に、シンクロする本、一気に読みました。2025/07/28




