新潮選書<br> 天気のからくり(新潮選書)

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新潮選書
天気のからくり(新潮選書)

  • 著者名:坪木和久【著】
  • 価格 ¥1,815(本体¥1,650)
  • 新潮社(2025/06発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106039317

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内容説明

「線状降水帯」はなぜできる? 台風はどこまで大きくなる? 空にある世界最大の川とは? 日本書紀から古代日本の台風被害を予想し、歌川広重の版画から雨粒の形に思いを馳せ、台風の謎を解明するためジェット機で突入する気鋭の気象学者が見れば、世界はこんなに美しい。明日から空を見る目が変わる気象エッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

お抹茶

1
気象学者による気象エッセイ。上空の雲の塊の中で急速に成長した氷晶は,落下して積乱雲にあった過冷却水滴と衝突して霰になる。三寒四温は中緯度の大気の運動と深く関係している。どんなに太陽が強く照っても対流圏の空気は暖められず,対流圏では微量気体が紫外線を吸収するので上空ほど気温が高い。地球温暖化が進むと大気の安定度が増し台風ができにくくなるが,一旦強い台風になると,暖かい海からより多くのエネルギーをもらって強力化する。スーパーパソコンで台風をシミュレーションし,人為的介入を数値的に試し,対照実験が可能になった。2025/07/24

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