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内容説明
「やらない」「できない」のは、大人のせい!? やる気や「できる」を増やす声のかけ方や環境の整え方を、ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』著者の児童精神科医と現役教諭が日常生活ですぐに使えるヒントを具体的にアドバイス。 【目次】第一章 子どもが“見通し”をもてるように/第二章 子どもの“目的”を支えるために/第三章 やる気を“使命感”に げるために
目次
はじめに/第一章 子どもが“見通し”をもてるように/1 余計な一言を言わない/「努力しないと厳しいよ」──負の暗示/「だから言ったじゃない」──失敗の後のダメ出し/「毎日コツコツ勉強しなさい」──みなさんは“コツコツ”できますか? /「分かることへのこだわり」──分かること至上主義/「宿題したの?」──やる前に言ってしまう/「どうしていつもそうなの?」──言い訳できなくする/「本当は言いたくないけど」──余計な前置き/「ほんとに?」──最初から疑ってしまう/2 “見通し”をもたせる手立て/「意外と簡単だ」と思わせること/解答を見せて近道を/漫画でも「おもしろかった」と思える体験を/本は読んでも感想を書かせない/焦らせない/身体を使う/無理に興味をもたせようとしない/万遍なくできることを望まない/「書く」ことの難しさを知る/第二章 子どもの“目的”を支えるために/1 子どもへの歪んだ見方を正す/勉強嫌いなのは、勉強が苦手だからではない/話を聞いてあげたつもりになっていないか/子どもを評価していないか/「うん」──そのまま信じるな/誰とでも仲良くしなきゃ? /じっと座っていることは大切? /計算問題と文章題の捉え方/黒板の文字が写せない、漢字が覚えられないと駄目? /ミス・失敗をどう考えるか? /ついていけなくなるのはなぜ? /記憶が苦手な子には? /人の話を聞けないのはなぜか? /同じ場所でも左と右になり、上と下にもなる/興味をもって聞けるために/2 支援者も支え合う/アドバイスよりも分かってほしい/安易に専門家につなげない/「家ではいい子」は「学校でもいい子」? /「先生は頼りないね」──子どもの前で批判しない/ほめればいい? /教育環境の変化を理解する/よくなってきたこと/第三章 やる気を“使命感”に げるために/1 子どもたちの“やる気”と言う前に、考えたいこと/孤独にさせない/何のために勉強するかに答えられるか/学歴のため? 稼ぐ力のため? /みんながするから? /2 学びの本質が“使命感”に がる/学問と教育の違い/不幸な状況から抜け出すために/孤独から解放されるために/人から必要とされ社会と がるために/立ち止まって考えてみる/大人の学びが子どもの学びに がる/おわりに
感想・レビュー
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たまきら
よっち
ta_chanko
安藤 未空
Kooheysan