自分から学べる子になる 戦略的ほったらかし教育

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自分から学べる子になる 戦略的ほったらかし教育

  • ISBN:9784799331491

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内容説明

★発売2か月で4万部突破!共感の声多数、話題の教育書!★

「夏休みの宿題、どれからやればいい?」とお子さんに聞かれたら、なんと答えますか?

答え① 一番時間のかかりそうな宿題からやるといいんじゃない?
答え② 自分の勉強だから、自分で考えてみたら?
答え③ トマトを口にいっぱい入れることじゃん?

……じつは、この答えは③です。
「え? なんで?」と思われた人も多いのではないでしょうか。
その理由が気になる方は、本書の「はじめに」で解説しているので、ぜひお手に取って確認してみてください。

<strong>戦略的ほったらかし教育講座を受けた人からは、「子どもが宿題をしなかったのにするようになった」「歴史や科学に興味をもつようになった」「読書好きに変わった」「ガミガミ親子ゲンカがなくなった」などの声が多数あがっています。</strong>

著者の教育コンサルタントである岩田かおり氏が、7000人以上の親たちと接して感じること。それは、賢い子に育てるための方法がわからない人よりも、育て方を頭では理解していても真逆のことをしてしまう人が圧倒的に多いことです。
たとえば、「自分で考えて行動できる力を育みたい」と思っているのに、親が先回りしてコントロールしてしまい子どもの考える場面がない――、そんなことはないでしょうか?
こういった家庭教育の問題を解決するアプローチが、<strong>「戦略的ほったらかし教育」</strong>です。

「すべてを子どもに任せてしまえばいい」「放任でOK」というわけではありません。
戦略的ほったらかし教育とは、子どもが自然に学びたくなる家庭環境を親がつくったうえで、子どもを放任することです。
子どもに選択肢を持たせて、意思決定を任せていきます。
その家庭環境の作り方をお教えします。

これは、岩田かおり氏が3人の子育てに取り組む中から生み出され、そして、たくさんの親のお悩みを聞くことで磨きあげたメソッドです。
岩田氏の子どもたちは中学生で起業、経団連の奨学生としてインドへ高校留学、学費全額奨学金で海外大学進学、塾なしで慶應義塾大学合格など、3人とも自分の輝く場所を自分で見つけてきました。
<strong>この画期的なメソッドを、あなたも今日から実践してみませんか?</strong>

【目次】
はじめに 「自分でなんとかする力」を育てるために

第1章 ほったらかし教育の基本戦略
司令官やメイドにならない! 子どもの力を伸ばす親
戦略的ほったらかし教育メソッド① 四七思考
戦略的ほったらかし教育メソッド② 親の影響力を活用
戦略的ほったらかし教育メソッド③ 自立心にゆだねる
戦略的ほったらかし教育メソッド④ 子どもに選ばせる
戦略的ほったらかし教育メソッド⑤ 生活の中から学ぶ

第2章 子どもの学び体質をつくる戦略
戦略的ほったらかし教育を実践するためのStep3
いつの間にか学んでいる! 興味関心を育む仕掛けづくり
探究の入口に誘う方法
学びは急ぎすぎない! 発達段階に合わせた体験を
探究心を育むコツ① リフレクションを習慣にする
探究心を育むコツ②「天才ノート」をつくる
探究心を育むコツ③ プレゼンテーションの機会をつくる
探究心を育むコツ④ フィールドワークに出かける
宿題を習慣化するアプローチ
コラム1「習いごとでグロースマインドセットを育む」

第3章 親の幸せ体質をつくる戦略
親の感情が安定すれば、子育ての悩みの9割は解決
あせりや不安は、自分がはまっている沼に由来する
沼から抜け出すには?
枠脱出のための4Stepをジャーナリング
自分軸に気づき、沼から完全脱出
コラム2 会話の5階層を知り、沼から抜ける

第4章 子育てのお悩みは「ほったらかし」で解決!
戦略的ほったらかし教育でリアルな親の悩みに回答
お悩み① スマホばかり見ている娘が心配
お悩み② 子どもの自律サポート方法が難しい
お悩み③ 子ども自ら勉強に向かわせるには、どうすればいい?
お悩み④ 子どもが勉強に集中できていない
お悩み⑤ ケアレスミスばかりで大丈夫?
お悩み⑥ 塾に行くべき?
お悩み⑦ 習いごととの付き合い方
お悩み⑧ 習いごとを中途半端にやめたら、根性がつかない?
お悩み⑨ 子どもの意欲が感じられなくて心配
お悩み⑩ 興味関心がないように見える
お悩み⑪ 長期休暇は新しい体験をさせたほうがいい?
お悩み⑫ 学校への行きしぶりにどう接していいかわからない


第5章 親子で変わった!戦略的ほったらかし教育体験記
実例 子どもが自分から学び始めた!
エピソード① 入塾テストを受けたらやる気がなくて不合格。子どものタイミングを待つことで自ら学ぶ子になった!
エピソード② 偏差値というモノサシに巻き込まれずに「やりたい」を叶える学校へ入学。
エピソード③ 「天才ノート」を活用して、思考力入試を見事突破!
戦略的ほったらかし教育は親も変化する
親体験談①「お母さんに確認して」を手放すことができた!
親体験談② 子どもの「できる」に目を向けて、尊敬できるようになった
親体験談③ 子どもを信頼することで、細かな管理をやめられた
コラム3 迷ったら思い出そう! 戦略的ほったらかし教育10の標語

おわりに 子どもは親を超えていく力を持っている

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かるー

5
教員という立場として、こんな考え方の保護者だったら本当に助かるなと思う反面、そうじゃないから大変なんだよなとも思う。どうしようもない子の保護者は司令塔スタイルの教員を求めてるし(親は忙しいを言い訳に無戦略的放任)、子供はメイドスタイルを安易に求めにくる。その中で教師自身もこの本の考え方を実践して、保護者にも理解きてもらえたら嬉しいなと感じた。親としてじゃなくて教師としても参考になる部分がたくさんあった。2025/08/22

ユッキーさん

5
5歳の子どもが全然言うことを聞かないのでなんとかならんかと思って読んでみたが期待したものではなかった。幼稚園、小学校のお受験を視野に入れている人向けかな。そして全然ほったらかしではなかった…なんなら子どもに興味を持たせたい物を生活の中に取り入れる!親が楽しんでいるところを見せる!というかんじでドリルだとか塾とか直接的なことをしないだけでむしろ干渉しまくりだった。私、うちの子すごいでしょ感もすごかった。子どもを変えるより自分が変わりましょうというのもわかるけどやってみようと思える物もあまりなかった。2025/07/27

帯長襷

4
まだまだ先の話のようだが、今から心づもりはしておこうと読んでみた。「天才ノート」は少し工夫すれば大人自身が好奇心を枯らさないためのメソッドにできそうなのでアレンジしたい。細かく覚えてなくても、こういう学ぶ姿勢を醸成することが子ども自身の自立と学ぶ意欲に繋がると信じて、子育ては己育て、まさにこれをこの本から得た一番のこととしておきたい。子どもにとって重要なのは「今が楽しいかどうか」、だから子どもを信じて手放す、待つ、ということを主要なアクションとして。2025/09/28

ポチポチ

3
環境構築や仕掛けをして子どもの知りたい!やりたい!という探求心を引き出す。無理強いはしないで親自身がマジになりすぎないことが大切だとのこと。この手の本で共通しているのが自学自習。自主性を重んじて親は見守ること。親同士も仲良くすること。比較しないこと。 なるほどなぁ。蝶々結び競争とか実践してみよう!親はなんでも答えを教えたら良いというものではない。仕掛け作りやフックをたくさん作ってみてのびのび子育て楽しんでいきたいな2025/09/19

かなこ

3
ほったらかしとは名ばかりで、著者の努力には並々ならぬものを感じました。しかしそれを楽しんで軽やかにやっている著者は、やはり教育の才能があるのだな〜と。 いろんな子育て本を読むとやはり、年齢を重ねる前に作った土台がその後の人生を左右することがよく分かります。私はある程度大きくなったらこどもには自己決定をしてほしいと思っているので、戦略的ほったらかしをできるだけ実践しようと思います。2025/09/05

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