最低限の人間関係で生きていく

個数:1
紙書籍版価格
¥1,738
  • 電子書籍
  • Reader

最低限の人間関係で生きていく

  • ISBN:9784295410935

ファイル: /

内容説明

本書のテーマである「最低限の人間関係」とは、誰に対しても最低限のつき合いをして、対人関係をシンプルにすることを指します。結果として、つき合う人数も最低限になりますから、人間関係の「ミニマリズム」(最小限主義)と見ることができます。著者はこれを、人間関係の「最適化」と考えています。職場の人間関係は、あくまでも仕事を通じて成立している関係性です。友人同士のような近い距離感になる必要はなく、ドライに割り切って、ズブズブのウエットな関係にならないことが大切です。仕事を円滑に進めるためには、上司や部下など、職場の人たちと良好な関係を築くことが大切……と考えている人も多いでしょうが、それは必ずしも最適解ではありません。職場の人たちと上手につき合おうとすればするほど、相手の気持ちを先読みして忖度したり、相手の顔色を気にして自分の気持ちを抑え込むことが多くなって、「相手に合わせる行動」を取ることになります。ムリをして相手に合わせる関係を続けていると、「失礼なことを言ってないか?」とか、「相手に不快な思いをさせていないか?」という不安や後悔の気持ちが起こることになります。こうした心理状態で毎日を過ごしていると、「イライラが止まらない」とか、「ネガティブな思考ばかりが湧いてくる」などの自覚症状が出始めて、人間関係に悪影響が出るだけでなく、仕事のモチベーションも下がることになります。心理カウンセラーの視点で見ると、共に過ごす時間が長い職場だからこそ、努力をしないと続かない人間関係は、すぐにやめる必要があります。人間関係を最低限にして、「仕事に支障は出ないのか?」と考える人もいると思いますが、本書では、人間関係を最低限にしても困らない理由や、段階的に最低限にしていく方法、最低限にした後の生き方までを、詳しくお伝えします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bobin

4
お前は人に興味が無い、と上司に言われ、嫌な思いをした経験から購入。 読んでみて、人に興味を持たなくても、全く問題が無いと共感できた。 大切な人と、自分に関心を向けること。そして、その他の人達とは最低限の干渉とすることが、結果的に互いに良い。2025/05/18

らる

3
人に興味がなくても問題ない現代社会において、他人との距離感の取り方や、ストレスを減らすための人間関係の最適化ステップを紹介。「不快な感情は相手のもの」という視点に納得。ミラーニューロンによって、感情は移ってくる。不快を感じた時、「その不快は相手のもの」じゃないか?と意識してみる/人間に相談するよりチャットGPTに相談したほうが合理的で、安全に相談できる…というのも面白かった。2025/05/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22536494
  • ご注意事項

最近チェックした商品