内容説明
第一部 リデルハートとその時代
第一章 誕生から第一次世界大戦まで
第二章 戦間期
第三章 第二次世界大戦
第四章 冷戦から晩年まで
第二部 リデルハートの戦略思想
第五章 第一次世界大戦の衝撃
第六章 大量集中理論と相互破壊理論の「救世主」
――リデルハートのクラウゼヴィッツ批判――
第七章 『戦略論』の誕生(その一)
第八章 『戦略論』の誕生(その二)
第九章 「間接アプローチ戦略」と「イギリス流の戦争方法」
第十章 リデルハートと「西側流の戦争方法」
エピローグ――「日本流の戦争方法」の構築に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CTC
13
4月の中公文庫新刊、単行本は08年同社。著者は防衛省防衛研究所戦史研究センター長。新しい手帳を買って、“目的を手段に適合させる”に始まるリデル=ハートの間接アプローチ8原則を、最初の頁に記すのが、この10年ほど私の年中行事になっている。目的目標があって、それを実現する手段を考えるのは半ば常識だろうが、この8原則を行動指針に加えてみると、あら不思議、なかなか都合が良い。達成手段が見当たらない目標やそもそも目的不明の指令が下ることは日常茶飯事なのだ。その割に知らなかった人となり、事績を知られる本。迂遠だが。2020/10/01
叛逆のくりぃむ
6
間接アプローチ戦略を提唱した20世紀イギリスの軍事思想家ヘンリー・バジル・リデルハートの評伝。リデルハートの生い立ちや背景についてよく描かれている。2020/09/21
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