ちくま文庫<br> 三つ星の頃

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ちくま文庫
三つ星の頃

  • 著者名:野尻抱影【著者】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 筑摩書房(2025/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784480440129

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内容説明

星の随筆家として活躍し、当時太陽系第9番惑星として発見された星の和名を「冥王星」と名付けた野尻抱影。いまなおその功績は輝き愛され続けているが、厖大な著作を世に放った野尻が大正13年に初めて刊行した本はエッセイではなく、若者たちに向けた小説集だった。少年の心を占めるオリオンの光が印象的な表題作「三つ星の頃」ほか自然の息吹を感じる11篇を収録。解説 名取佐和子

目次

序にかえて/三つ星の頃/自殺した少年のこと/海恋い/悲しい山椒ノ魚/金時計/猿に変った少年の話/職工の子/天狗の罰/追 団/山羊の声/雪の宿/解説 名取佐和子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっちー

3
大正時代に書かれただけあって、かなり時代がかっているけれど、スラスラ読めた。『職工の子』のなかなか酷い仕打にはびっくりしたが、希望のあるラストで良かった。2025/05/27

風斗碧

1
「職工の子」読了した所で挫折。「星の抱影」は大好きで、子供の頃から何冊も持っているのだが、この自選短編集は駄目だった。なんだこの救いの無さは。大正時代の作なのに明治深刻悲惨小説集張りである。表題作の「三つ星の頃」は麗子さんの話で長らく読みたかったので再版してくれたのは有り難かった。2025/03/04

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