内容説明
『夜行堂奇譚』著者初の書き下ろし文庫! 生来怪異を視る力を持ち、疎まれて育った丹羽茉莉花。普通の生活を夢見て故郷を離れ、福岡の名門・藤紫乃女学園に入学した茉莉花だが、その直後に女学園の「王子様」こと成瀬翠から「私の眼になってほしい」と請われ、戸惑いつつ力を貸すことに。同じ頃、学園の生徒が次々姿を消し始め――。怪異を視る少女と嗅ぎ分ける少女、それぞれに事情と異能を抱える二人が不可解な事件に挑む、学園ゴシックホラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
62
この世界観がすごく好き。怪異が視える少女と怪異をかぎ分ける少女。二人の美しき少女が名門女学園で共に怪異に立ち向かう学園ゴシックホラー。由緒ある藤紫乃学園に入学した茉莉花。怪異が視えるため幼い頃から苦労を重ねてきた彼女だが「王子様」と皆に憧れられる翠に誘われ怪異を研究するフォークロアクラブに入部する。そして知ってまう、華やかな楽園のようなこの学園は実は伏魔殿なのだと…。中庭のベンチに座る少女の霊や頻発する謎の失踪事件、学園を見守る謎の魔術師。余韻を残したまま終わるラストも上手く先が気になって仕方のない1冊。2025/07/18
眠る山猫屋
48
福岡天神地下街を覆う無明の霧、潜む怪異。雰囲気は抜群だ。名門女子高藤紫乃女学園に通う事になった丹羽茉莉花。彼女は怪異が見える故に疎まれてきた過去があった。ちょっと拗らせた主人公と、彼女をグイグイ巻き込んでいく美女な先輩が学園に巣食う怪異に挑んでいくストーリー。歴史ある故に、謎めいた秘密が眠る学園に起きる事件は結構酷くてえげつない。心を歪めてしまうイースターエッグを持ち出したのは誰か?級友たちのミスリードなど、イマイチな部分はあるけれど、これからの展開に期待。なんせ「夜行堂綺譚」の作者さんですから!2025/05/29
ふなこ
10
めちゃめちゃ私好みで面白かった!福岡の名門藤紫乃女学園に高等部から編入した茉莉花にはある体質があって…という学園ホラー。始まってすぐの序曲の雰囲気がもう好き。ホラーなんだけどミステリー要素もあって、「そうなるのかな…ならないでくれ!!」と思いながら読んだ。楽しく読んでいたらすっっっごく続きが気になるところで終わった。続編あるんですよね?ぜひ続き読みたいです!!2025/05/13
アノニマス
9
タイトルからして「女学園」「怪異譚」と私好みのキーワードで構成されているのでこれは読まねばと。クラスメイト同士が名前で呼びあったり学園中の憧れの先輩(中性的な魅力持ち)と急接近したりとこれぞ求めていたやつだと読み進めていたら最終話があまりにも重すぎて…。多分続きが出ると思うので楽しみにしています。2025/09/26
あんこ
9
面白そうな内容だったので買ってみましたが、地の文も会話文も残念ながら全て合いませんでした。設定は好きでした。「おじさんが考えた女子高生」感がどうしても拭えず、最後まで入り込めませんでした。2025/05/17




