自動車ビジネス

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自動車ビジネス

  • ISBN:9784295410881

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内容説明

海のような自動車業界の全貌を徹底解説
クルマを知り、業界を知り、そして未来を見通す


自動車は私たちの生活に欠かせない存在です。日本では約550万人が自動車業界で働き、就業者数の1割に迫る規模となっています。本書では、その大きく深い自動車業界の全貌を、長年モータージャーナリストとして活躍してきた著者が徹底解説します。

自動車の歴史から最先端技術まで、業界の「今」を知るための一冊。電気自動車(BEV)はエンジン車よりも先に誕生していたこと、トヨタ生産方式の驚くべき効率性、世界各国で異なる人気車種の傾向など、興味深い事実を数多く紹介します。さらに、メーカーとディーラーの関係性、アフターマーケットの世界、モータースポーツの意義など、自動車ビジネスの多様な側面に光を当て、業界全体の構造を浮き彫りにします。

【本書の構成】
第1章 メルセデスに学ぶ自動車の歴史の世界
第2章 OEM車に学ぶサプライヤーの世界
第3章 ブランドロイヤルティに学ぶ自動車メーカーの世界
第4章 カー・デザイナーに学ぶ自動車開発・生産の世界
第5章 販売チャネルに学ぶ自動車流通・販売の世界
第6章 オートサロンに学ぶアフターマーケットの世界
第7章 ミニバンに学ぶ自動車市場の世界
第8章 耐久レースに学ぶモータースポーツの世界
第9章 ハイブリッドに学ぶ自動車の未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

7
図書館にて。私は乗用車持ちではなく、この分野にはうとい(身近でない)ため、借りてみた。クルマの正規ディーラーや業販店といった売る側の方や、商談と支払い法の変化についてはよく知らなかった。昭和のころ、現金一括払いかローンの2択であったが、令和には残価設定払いの利用が増えている。3年後や5年後にクルマを返却する代わりに残価を支払額を差し引く。2025/07/11

mittaka

2
コンパクトSUVの電費(1km走るのに必要な電力量Wh)比較でトヨタの実力を確認しさすがだと感心した。  日産_アリア_166 Wh/km トヨタ_bZ4X_126(最優秀) VW_ID.4_132 テスラ_モデルY_140 BYD_ATTO3_139 電気自動車のほうがエンジン車より歴史が長いというのに驚いた(1881年フランスでトルーベ氏が開発)。 「ホリデーオート」誌の"Oh! My街道レーサー"、懐かしい~。一人の編集者が「タケヤリ&デッパ、チバラギ、ハイソカー」という言葉を生み出したのにびっくり2025/07/05

takyeee

1
身近な業界のはずなのに知見がなさすぎるため読んでみた。日本視点の自動車業界の歴史が非常にわかりやすく掻い摘んで書いてある。一歩目としてはおすすめの書籍であった。他業界もこれくらいの粒度で書いてくれているのであれば、業界研究の一歩目として良いと思う。カローラがそんなに売れている車とは知らなかったし、中国の市場がそんなに拡大しているとは知らなかったし、各社ごとの特徴もほとんど知らなかったので学びになった。2025/07/12

はんますお

0
車業界のキーワードがシンプルにわかりやすく説明されており、車にあまり詳しくない自分でも興味をもって読むことができた。 また日本メーカーの電気自動車の立ち位置やプラチナの価格上下の話は、自分にはない(知らない)視点を提供してくれた。 日本のハイブリッド車(特にトヨタ)の技術は、他社が追いつくのが極めて困難であることも知れた。 この話を読むと、欧米や中国の自動車業界がこぞって電気自動車に流れるのも一理ある。 車業界も技術は一流、販売二流、標準化三流とならないようにしてほしい。2025/08/16

nkazu

0
自動車業界のトレンドをざっくりと把握するのに役立った。2025/07/29

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